株式投資の中でも株主優待は人気の高いジャンルであり、その特性上から初心者にもなじみやすい。ただ、いざ投資を始めようと思っても、優待を実施している企業は1000社以上にも及ぶため、どこに投資をして良いか迷ってしまう人は意外と多い。
そこで優待ジャンルの中でも最も人気のある外食関連にテーマを絞って優待銘柄を20銘柄ご紹介する。ここでは和食・居酒屋(11選)、洋食(4選)、ファストフード(5選)とジャンル別にご紹介をしていこう。必要投資金額は2017年10月17日の株価終値で計算している。
和食・居酒屋編 11選
1.関門海 <3372>
フグ店「玄品ふぐ」を展開。ふぐ閑散期に向けてうなぎや鱧なども取り扱い開始。
【優待内容】100株保有で1000円相当の食事券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】3月末・9月末
【優待利回り】4.6%
【必要投資金額】43100円(100株単位)
2.海帆 <3133>
レトロな食堂「昭和食堂」を運営。今後の業績の巻き返しに期待。
【優待内容】100株保有で2000円相当の食事券と20%割引券10枚または2キロ相当のお米券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】3月末・9月末
【優待利回り】5.5%
【必要投資金額】72500円(100株単位)
3.SFPダイニング <3198>
海鮮居酒屋「磯丸水産」が主力。クリエイト・レストランツHD <3387> の傘下企業。
【優待内容】100株保有で4000円相当の食事券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】2月末・8月末
【優待利回り】4.4%
【必要投資金額】181500円(100株単位)
4.ヨシックス <3221>
名古屋主体の居酒屋チェーン。すし居酒屋、均一低価格居酒屋など業態は多様となっている。
【優待内容】100株保有で3000円相当の食事券と割引券20%を10枚
【権利確定月】3月末・9月末
【優待利回り】2.3%
【必要投資金額】251400円(100株単位)
5.プレナス <9945>
持ち帰り弁当「ほっともっと」や、定食「やよい軒」が有名だ。配当利回りの高さも魅力。
【優待内容】100株以上で500円券5枚(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】2月末
【優待利回り】1.33%
【必要投資金額】228300円(100株単位)
6.きちり <3082>
女性向け居酒屋「きちり」などを展開している。iPad用の高機能POSレジシステム「ユビレジ」と提携で話題。
【優待内容】100株で3000円相当(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】12月末
【優待利回り】4.1%
【必要投資金額】72000円(100株単位)
7.クリエイトレストランツHD <3387>
ショッピングセンター内にレストラン・カフェなどを設置。傘下にSFPダイニング。
【優待内容】100株で3000円相当の食事券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】2月末・8月末
【優待利回り】5.2%
【必要投資金額】113700円(100株単位)
8.DDホールディングス <3073>
わらやき屋、九州熱中屋など展開。業績は好調で株価上昇中。
【優待内容】100株で6000マイル(ポイント)もしくは6000円相当食事券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】2月末
【優待利回り】1.4%
【必要投資金額】409500円(100株単位)
9.大戸屋ホールディングス <2705>
定食の大戸屋を展開。
【優待内容】100株で2500円相当食事券かお米2キロ(保有期間・割合に応じて優待増)
【権利確定月】3月末
【優待利回り】2.4%
【必要投資金額】204100円(100株単位)
10.チムニー <3178>
居酒屋チムニーなど展開している。優待は代替品と交換も可能。
【優待内容】100株で5000円の食事券(保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】3月末・9月末
【優待利回り】3.4%
【必要投資金額】286700円(100株単位)
11.イートアンド <2882>
餃子の王将を展開。製品と優待券のセットは珍しい形である。
【優待内容】100株で3000円相当の自社製品または食事券(3月)、2000円の食事券(9月) (保有割合に応じて優待増)
【権利確定月】3月末・9月末
【優待利回り】1.9%
【必要投資金額】251800円(100株単位)