クレジットカードのキャッシングやカードローンの新規申し込みには、支払い能力を確認するための審査があります。本記事では「キャッシングの審査に落ちてしまう人にはどのような特徴があるのか」「審査に通過するためにできることはあるのか」について解説します。キャッシングの審査を通過して無事利用できるようにしたい人はぜひ最後までご覧ください。

※この記事ではカードローンでお金を借りることも広義のキャッシングとし説明を進めます。

キャッシングの審査に落ちる人の特徴6つ

(写真=PIXTA)

キャッシングの審査に落ちる人の特徴を6つにまとめました。自分はこれらの特徴に当てはまらないかまずチェックしましょう。

①貸金業者からの総借入額が年収の3分の1を超えている

総量規制という制度により、貸金業者からの総借入額が年収の3分の1を超えている人に対して貸金業者は新たな貸し付けができません。合法的な貸金業者の場合は、総量規制に従うことが必要です。

例えば年収300万円の人なら、総量規制で決められた借入可能枠は100万円までとなります。そのため申込者がすでに100万円の借り入れがある場合、新規で借り入れを申し込んでも審査が通りません。

これから新規にキャッシングの利用を申し込む場合、貸金業者からの総借入額が年収の3分の1を超えていないかどうかは必ずチェックしましょう。

なお銀行ローンは貸金業者と異なり総量規制の対象外です。住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどを銀行から借りている場合は、総量規制の計算に入れる必要はありません。

②個人信用情報に金融事故などの記録が残っている

キャッシングの申し込みを受けた貸金業者は「申込者に返済能力があるかどうか」を確認する一環として必ず与信審査を行います。具体的には、過去のクレジットカードやローンなどの利用履歴を蓄積している個人信用情報機関(CIC、JICC、全銀協)に問い合わせて申込者の過去情報を確認するのが一般的です。

申込者が任意整理や自己破産などの債務整理をしていたり2~3ヵ月もの長期延滞をしていたりする場合、その記録はすべて金融事故として記録され一定期間経過するまで消えません。個人信用情報に金融事故が掲載されていると「返済能力がない」と見なされ審査に落ちてしまいます。

③クレジットカードを使っていないスーパーホワイト

現金主義でずっとクレジットカードやローンを利用してこなかった人は、個人信用情報が記録されず真っ白な状態です。この状態を「スーパーホワイト」と呼ぶこともあります。

ある程度の年齢にもかかわらずまったく個人信用情報がない人の場合、「過去に金融事故を起こしていたためローンなどを利用できなかったのではないか」と疑われ審査に落ちやすくなると言われています。

④安定した収入がない専業主婦や無職

安定した収入がない専業主婦や無職の場合、そもそも返済能力がないとみなされ審査に落ちるケースが多い傾向です。

特に無職の場合は、どのようなクレジットカードやカードローンであっても収入源がない場合は審査に落ちてしまうでしょう。ただし例えば専業主婦がメインの利用者層である場合、世帯収入が安定していればキャッシング枠を認めている流通系のクレジットカードなどもあります。

⑤同時にいくつもの会社に融資申し込みをしている

キャッシングの申し込み情報は、個人信用情報に記録されます。過去6ヵ月は申し込みした情報が残っている状態です。そのため個人信用情報を確認すれば同時にいくつもの会社に申し込んでいることが一目瞭然となります。

複数のキャッシングに申し込んでいる事実が判明すると審査担当者の目には「お金に困っているのではないか」と見えてしまい審査に落ちる可能性が高くなります。

⑥年齢制限のある高齢者

高齢者の場合は、年齢制限に注意しなければなりません。年齢制限を超えてしまうとそもそも審査の前に申込条件で門前払いを受けてしまいます。

キャッシングの「審査基準」と「審査にかかる時間」、重視されるポイントとは?

(写真=PIXTA)

そもそもキャッシングの審査で重視されるポイントとはなんでしょうか。キャッシングの審査基準と審査にかかる時間の2つの視点から確認していきましょう。

①キャッシングの審査基準

キャッシングの審査基準は、分類すると「属性情報」と「信用情報」の2つに分かれます。

属性情報とは、申込者本人の属性で年収や年齢、勤務先の会社の規模や持ち家の状況などがその一例です。

信用情報とは過去のクレジットカードやローンの利用履歴のことで借入残高や借入件数、返済履歴などがチェックされます。

基本的に貸金業者はキャッシングの審査基準を公開していません。しかし属性情報と信用情報の両方を確認して返済能力を見定めて審査に落とすかどうかを決めています。

➁キャッシングの審査にかかる時間

キャッシングの審査にかかる時間は「申し込みのタイミング」と「審査したい情報収集がすぐできるかどうか」にかかっています。特に勤務先への在籍確認や申し込み情報の入力ミスで本人に電話をかけたが連絡が取れなかったり勤務先の休業日であったりする場合は、審査に時間がかかりがちです。

審査を通過してキャッシングを受けるための対策方法

(写真=PIXTA)

審査に通過するためには、審査に落ちる人の特徴を一つ一つなくしていくしかありません。そのための対策方法を5つ紹介します。

①収入を上げるか他社の借金を返して総量規制枠を広げる

総量規制枠を広げるには「年収をアップする」「他社からの借金を返済して借入額を減らす」の2つしかありません。

例えばアルバイトで年収60万円なら総量規制枠は20万円です。しかし年収を100万円にアップできれば総量規制枠は33万円になります。年収が簡単に増やせない状況なら他社からの借り入れをコツコツと返済して総量規制枠を広げていきましょう。

②スーパーホワイトでも作りやすいクレジットカードに申し込む

クレジットカードやローンの利用履歴がまったくないスーパーホワイトの場合でも申し込みやすいクレジットカードがあります。

例えばデポジットタイプのライフカードは、利用限度額分の保証金を納めることで通常のクレジットカードと同じように利用することが可能です。そのためお金はある程度あっても「クレジットカードが作れない」「ローンが組めない」と困っているスーパーホワイトの人は、自分でも作りやすいクレジットカードを作成し利用履歴を積むようにしましょう。

③アルバイトやパートを始めて無収入から脱却

無収入が原因で審査に落ちる人の場合は、アルバイトやパートを始めて無収入から抜け出しましょう。

在宅で仕事をするなど収入を得る方法は多岐にわたりますが安定した収入を得ていることを証明しやすい仕事は、どこかの会社に勤務する形で給与所得者となれる仕事です。

④同時申し込みをした場合は半年間待つ

複数の貸金業者に対してキャッシングの申し込みをした場合は、今から新たに申し込んでも審査に落ちる可能性が高いため、半年間は申し込みを控えましょう。最後の申し込みから半年経過すれば個人信用情報から申し込みした情報がなくなるため、新たに申し込みをしても問題ありません。

⑤個人信用情報に傷がある場合は情報が消えるまで待つ

個人信用情報に金融事故が記録されている場合は、金融事故の記録が消えるまで待つしかありません。

自分の個人信用情報は、各情報機関に対して開示請求できるため「現在自分の個人信用情報はどうなっているか」を開示請求で確認して情報が消えるまでキャッシングの申し込みは控えましょう。

キャッシングの審査が不安なら簡易診断サービスで確認を

(写真=PIXTA)

キャッシングの審査が不安な場合は、大手消費者金融が提供している簡易診断サービスで借り入れが可能かどうかを確認してみてはいかがでしょうか。

簡易診断サービスを試すだけなら申し込みではないため個人信用情報に履歴は残りません。各社の簡易診断サービスを紹介しますので一度お試しください。

①アコムの3秒診断

アコム3秒診断は、年齢・年収(総支給額)・他社の借入総額を入力するだけで借入可能かどうかの診断ができます。年収と他社借入額で総量規制枠のチェックをして利用可能な年齢かを確認するだけのシンプルな機能です。

②アイフルの1秒診断

アイフルの1秒診断は、年齢・年収(総支給額)・他社の借入総額に加えて勤務形態を回答することで融資可能かどうかを診断するサービスです。アコムと似たような感じで気軽に診断できますので試してみましょう。

③SMBCモビットのお借入診断

SMBCモビットのお借入診断もアコムの3秒診断と同じ3項目で簡単に診断ができます。

④レイクALSAのお借入診断

レイクALSAのお借入診断は、年齢・年収(総支給額)・他社の借入総額に加えて借入件数も回答するようになっています。他社の借入総額には銀行ローンを含みませんが借入件数の場合は、住宅ローン以外の銀行ローンも借入件数のカウント対象となっている点に注意しましょう。

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もし審査に落ちたら活用したい 審査なしでキャッシングや融資が利用可能なケース

(写真=PIXTA)

すでにキャッシングの審査に落ちた人でも条件が合えば審査なしでキャッシングや融資を受けられる方法があります。ここでは、その方法を4つ紹介します。

①すでにキャッシング枠のあるクレジットカードを所持

手持ちのクレジットカードの中ですでにキャッシング枠がついているものはないでしょうか。キャッシング枠が付与されている場合、利用可能枠内でのキャッシングが可能です。

クレジットカードによっては、ショッピング枠とキャッシング枠を共有している場合があります。その場合、利用可能枠内とはいえショッピングで利用している金額の分はキャッシングができない点には注意しましょう。

②勤務先に貸付制度がある

自分が勤めている会社に従業員への貸付制度が用意されている場合、申込手続きをすれば審査なしで必要な金額を貸し付けてもらえます。会社としては福利厚生の一環として用意している制度のため、低金利で借りられる点が魅力です。

ただし「あまり多くの金額は貸し付けない」「用途を限定している」といったケースもあるため制度の内容をよく確認しましょう。

③銀行の総合口座に自動貸付枠がある

銀行の総合口座で定期預金や積立定期預金をしている場合、それらを担保に預金残高の90%を上限として自動的に融資する仕組みがあることをご存じでしょうか。総合口座の当座貸越とも言いますが定期預金を担保としているため、審査なしで融資を受けられます。

④加入している生命保険に貸付制度がある

加入している生命保険が解約返戻金のあるタイプの場合、解約返戻金の7~8割程度の金額を貸し付ける制度があります。掛け捨ての生命保険にはない制度のため、自分の加入している生命保険に貸付制度があるかどうかを一度確認してみましょう。

キャッシングの審査が甘い業者は危険!その理由

(写真=PIXTA)

キャッシングの審査が甘いことを謳う広告は、インターネットやSNSでもよく見かけます。しかし審査が甘いことを鵜呑みにして安易に利用するのは危険です。その理由を3点にまとめて解説します。

①法外な利息を要求し法外な取り立てを行うため

審査の甘いことを謳っている業者は、貸し倒れのリスクを法外な利息と執拗な取り立てで補っているため経営が成り立っています。貸金業の許可を取っていないヤミ金の場合、一度借りてしまうと法外な利息のために借金を返しきれず、雪だるま式に返済金が増えてしまい追い込まれる可能性大です。

②ショッピング枠の現金化など問題ある取引をさせる

クレジットカードのショッピング枠の現金化は、法的には禁止されていませんがクレジットカード会社は規約で明確に禁止している行為です。キャッシングの審査が甘い業者は、このような問題のある取引をさせることで業者はリスクを負わず高い手数料だけを搾取します。結果的に利用者が損をすることになるため、利用することは避けましょう。

③個人間取引は弱みを握られ脅迫される場合も

SNSや匿名掲示板などで個人間融資の勧誘を見かけたことはないでしょうか。一見個人でお金を貸し借りするように見えていますが、実際にはヤミ金が新しい顧客を捕まえるために出している広告の場合も少なくありません。また「借金をした」という弱みに付け込んで脅迫されたり個人情報を悪用されたりするなどの問題もあるため、決して利用しないように注意しましょう。

キャッシングの審査が不安なら簡易審査で確認を

キャッシングの審査に落ちる人の特徴と審査を通過するための対策方法について解説しました。キャッシングしたくても現状では審査が不安な場合は、大手消費者金融が用意している簡易診断を利用して自分の条件でキャッシングの新規契約が可能かどうかを確認しましょう。簡易診断だけならキャッシングの申し込み状況として個人信用情報に記載されないため、安心して確認することができます。

(※1)≪60日・180日共通の注釈≫
※初めてなら初回契約翌日から無利息 ※無利息期間経過後は通常金利適用。 ※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。 ※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
≪60日間無利息の注釈≫
※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。 ※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
≪180日間無利息の注釈≫
※契約額1万円~200万円まで

≪貸付条件≫
融資限度額 1万円~500万円 貸付利率 4.5%~18.0% ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方 遅延損害金(年率) 20.0% ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング ご返済期間・回数 最長8年、最大96回 必要書類 "運転免許証 ※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合) 担保・保証人 不要 ※商号:新生フィナンシャル株式会社 ※貸金業登録番号:関東財務局長(9) 第01024号

(※2)21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

藤森みすず
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。FX・保険・不動産・フィンテックなど、金融に関する記事を多く手掛ける。
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。FX・保険・不動産・フィンテックなど、金融に関する記事を多く手掛ける。

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