換気扇の掃除にはスチームクリーナーが便利
換気扇にこびりついた油汚れはガチガチに固まってしまったらちょっとやそっと擦っただけでは取れません。
傷めないように気をつけながら様々な洗剤を使って落とす方法がネットでも紹介されていますが、今注目の掃除方法はスチームクリーナーを使った掃除方法です。
高温のスチームを用いて油汚れを溶かす掃除方法で、洗剤を使用せずに掃除できるというのが人気の秘密でもあります。
通常換気扇の掃除には中性洗剤を用いるのがメーカーがすすめている方法ですが、しつこい汚れになると中性洗剤ではなかなか取れない場合もあるので、そのような場合に試す価値がある掃除の仕方が色々とネットでも紹介されているので調べてみる価値があります。
スチームクリーナーで換気扇の汚れを浮かせる
このスチームを利用したクリーナーはそもそもどのような仕組みで動いているものなのでしょうか。
スチームクリーナーは本体にボイラーがついていて、そのボイラーでお湯を沸かして高温のスチームを出すように設計されています。
そしてその高温のスチームを対象物に吹きかけることによって、汚れを浮かせるというのが利用方法です。
このスチームクリーナー自体は汚れを吸い込むわけでも、吹き飛ばすわけでもなく、あくまでもしつこい汚れを浮かせてくれるというものなので、汚れが浮いてきたところを拭き取るという作業が必要になります。
高温なので、除菌機能もあると言われており、単なる汚れ落としだけでなくキッチン周りなどを清潔に保つためにもうってつけの掃除アイテムと言えます。
お風呂場など水分を吹きかけても大丈夫な所にはどこでも使うことができるようです。
高圧洗浄のように大量の水を使って水浸しになるようなものではないので、色々な場面で用いることができます。
スチームクリーナーで換気扇掃除する場合はやけどに注意
高温スチームで換気扇などを掃除する場合は、普通に洗剤でこすってもなかなか落ちない油汚れが取れて便利かもしれませんが、先ほども述べたようにスチームクリーナー自体には汚れを除去する能力はなく、汚れを浮かせることが役目です。
それでその都度拭き取っていうという作業が必要になりますし、高温のスチームが出ているわけですから、直接人間の肌に吹きつけたりしないように細心の注意が必要です。
お子さんが勝手に操作などをしないように気をつけることも大事です。
実際のところ洗剤を使わず高温スチームだけでしっかり汚れが取れるのかといぶかる方もいるかもしれません。
どの程度汚れがしっかり取れるかは汚れ次第ですので、場合によっては洗剤やブラシなどを併用して掃除する必要がある場合も考えられます。
しかし汚れをまず浮かすという点で、拭き取り掃除は圧倒的に楽になるので、やはり一台あると掃除がはかどることは間違いありません。