敏腕キャリアカウンセラーが教える女のJobチェンジテク!
Happyライフをつくる『転職サプリ』

これまでのカウンセリング件数は2万件以上! 女性に大人気のキャリアカウンセラー水野順子さんへの連載取材で、長く働き続けたい女性に役立つ転職・キャリアの情報を発信していきます。初めての転職活動に役立つノウハウも盛りだくさん! 長期的な視点で今後のシゴト人生を考える上でも参考にしてくださいね。

働き方改革法案の本命といわれていた「裁量労働制の拡大」。自由度の高い働き方として注目されている一方で、残業代なしの長時間労働を助長させてしまうのではという懸念も……。

国会でも波紋を呼んだこの制度、そもそも裁量労働とはどのような働き方なのだろうか。もしも転職を検討している企業が裁量労働制を採用している場合、どんなところに気をつけたらいいの……? キャリアカウンセラーの水野順子さんに話しを聞いた。

裁量労働制とは?

もしも転職先企業が「裁量労働制」だったら? 問題点・メリットをキャリアのプロが解説
(画像=『Woman type』より引用)

「裁量労働制とは労働時間制度の1つで、労働時間を実労働時間ではなく一定の時間とみなす制度のこと。つまり、実際に働いた時間ではなく、あらかじめ会社と労働者の間で労使協定に定めた時間を働いたものとみなし、その分の賃金が支払われます」(水野さん)

現状こうした働き方が適応されるのは、下記のような条件に該当する人のみだ。

「専門業務型」の業務従事する者
研究開発や情報処理システムの設計・分析、取材・編集やデザイナーなど

「企画業務型」の業務に従事する者
経営企画や事業立案など、事業運営に関する事項についての企画、立案、調査及び分析等を行う人

また、業務の性質上、労働時間で成果を測ることが困難な業務に従事する場合や、労働者自身に業務の遂行方法や時間配分などの裁量が委ねられている場合にのみ適用される。
※会社側と労働組合又は労働者代表との間で労使協定を締結し、これを労働基準監督署へ届け出ることが必要と
なる

つまり、管理職のように業務遂行の裁量を持たない人や、事務系職種、販売・営業系職種などに従事する人には本来、裁量労働制は適用されないことになる。