資産を1億円持っていれば、文句なく「富裕層」であると言える。もし今あなたが富裕層を目指しているなら、お金持ちの習慣や共通点を考察し、まねるべき点はまねていくのが近道だ。

この記事では、富裕層の定義の他、お金持ちの習慣や共通点を解説していく。

純金融資産保有額1億円以上が「富裕層」

マーケットリサーチを手掛ける野村総合研究所は、純金融資産保有額によって超富裕層・富裕層・準富裕層・アッパーマス層・マス層と世帯を分類し、各層の世帯数などを毎年公表している。では「富裕層」はどのように定義されているのか。

野村総合研究所の各層の定義と、2019年における各層の世帯数ならびに世帯数割合は以下の通りだ。

分類 純金融資産保有額 世帯数 世帯数割合
超富裕層 5億円以上 8.7万世帯 0.2%
富裕層 1億円以上5億円未満 124.0万世帯 2.3%
準富裕層 5,000万円以上1億円未満 341.8万世帯 6.3%
アッパーマス層 3,000万円以上5,000万円未満 712.1万世帯 13.2%
マス層 3,000万円未満 4,215.7万世帯 78.0%

出典:野村総合研究所

「富裕層」の定義は純金融資産保有額が1億円以上、「超富裕層」の定義は5億円以上となっている。世帯数割合では、富裕層は全世帯のうち2.3%、超富裕層は0.2%となっている。富裕層を目指すということは、つまり日本の上位2.5%に入ることを目指すということと同義だ。

こう見ると富裕層になるのは非常に難しく感じるが、富裕層と超富裕層は年々増加していることに注目したい。2019年と10年前である2009年を比べると、富裕層は79万5,000世帯から124万世帯へ、超富裕層は5万世帯から8万7,000世帯へと大幅に増えている。

つまりお金持ちの仲間入りを果たしている人は、毎年一定程度存在しているということだ。