1日中ずっとパソコンに向って仕事をしていると、首も肩もガチガチに。
腰も痛むし、夕方になるとよく頭痛がする……。
「病気」とまでは言えないけれど、毎日何となく身体の不調が続いている。
マッサージに行ってみても、その時は症状が経験してスッキリするけど、またすぐに身体が痛くなる。

日常生活の中でどうしようもないつらさを抱えている女性は多いのではないだろうか。

「このような症状に悩まされている方の多くは、実は寝ているときの姿勢が悪さが原因ということがよくあります」

そう語るのは、これまでにプロスポーツ選手など延べ6万人以上の体の悩みを解決し、多くの患者から支持を得ている天竺整骨院院長の田中宏さん。

体のゆがみの原因は“寝方”? 首こり・肩こり・腰痛の解消法「寝るだけ整体」を整骨院院長がレクチャー!
(画像=『Woman type』より引用)

【お話を伺った方】田中 宏さん
1975年、兵庫県生まれ。柔道整復師。 日本整体専門学校卒業後、病院、整骨院、整体院勤務を経て、2009年、天竺整骨院を開院。さまざまな治療を研究・分析・考案し、現在の治療体系を構築する。中でも最も効果的な治療法として「寝るだけ整体」を考案する。これまでにプロスポーツ選手など延べ6万人の悩みを解決させ、多くの患者から絶大なる支持を受けている

体のあちこちが歪だ状態になっていることが原因で、肩こり、首こり、頭痛などの不快な症状に悩んでいる女性には「『寝るだけ整体』を試してみてほしい」と話す。

寝るだけ整体とは?

「仕事でパソコンを使う、料理をする、スマホを見たり、本を読んだりする……日常生活の中での行動の共通点は、首を前方に突き出していたり、下を向いていたりすること。この状態が首に負担をかけ、本来首の骨にあるはずの曲線を失わせてしまいます。“ストレートネック”ともいいますが、この自然な曲線がなくなってしまうと、背骨にかかる負担に対して全身の関節が無理にバランスを取ろうとし、全身の痛みを招いてしまいます」(田中さん)

体のゆがみは、骨格に付いてしまう癖のようなもの。1度や2度、マッサージを受けたくらいでは、その癖は直らない。そこで、毎日無理なく続けられるのが、「寝るだけ整体」だという。寝ている間の姿勢を正すことで、骨や筋肉のゆがみを軽減し、もとの健康な状態に戻していく方法だ。毎日7~8時間の睡眠を取っている人であれば、1日のうちの約3分の1の時間を正しい姿勢で過ごせるようになる。

「寝るだけ整体」のやり方は簡単。首の下にバスタオルで作った枕を置いて、仰向けの状態で寝るだけだ。

「首の曲線をキープして寝ることで、首にかかる負担を軽減し、寝ながら本来の曲線を元通りにしていきます」(田中さん)

寝る姿勢を正すと、次のような不快な症状の改善につながるという。

・頭痛やめまい
・歯のくいしばり
・首の痛み、ストレートネック
・肩こり
・胃の不調
・腰痛
・便秘
・手のしびれ
・坐骨神経痛
・ひざ痛
・生理痛、更年期障害
・ダイエット
・冷え症、免疫低下

準備するのは「バスタオル枕」だけ!

120cm×60cm程度で、少し厚みのあるタオルを用意。小さいタオルや薄いものは2枚重ねて使用してもOK。

体のゆがみの原因は“寝方”? 首こり・肩こり・腰痛の解消法「寝るだけ整体」を整骨院院長がレクチャー!
(画像=『Woman type』より引用)

半分の長さに折りたたみ、折り目の側からくるくると丸めて太めの棒状に。タオルの端が下にくるように置いて完成。直径8~10cmくらいになるように丸めるのが理想。

寝るだけ整体枕ができたら、実際に頭を乗せて正しい姿勢になっているかチェックしてみよう。

体のゆがみの原因は“寝方”? 首こり・肩こり・腰痛の解消法「寝るだけ整体」を整骨院院長がレクチャー!
(画像=『Woman type』より引用)

寝るだけ整体のチェックポイントは次の4つ

・天井がまっすぐに見られる?

首の曲線が枕とぴったり合っていると、目線が真上を向きます。真上が見えないときは、首のバスタオルを薄いものか厚いもので作り直して高さの調整を。

・のどに圧迫感がなく、呼吸しやすい?

苦しい場合はバスタオルが大きすぎるか、後頭部に当たっている可能性あり。首の曲線に当たるように位置をずらして高さや位置の調整を。それでも苦しい場合は薄いタオルで作り直してみよう。

・首が浮いていないか?

バスタオルのサイズが小さい可能性があります。厚手のタオルに替えるか、2重にして作り直して高さを調整してみよう。

・肩、肩甲骨が床(寝具)にしっかりついている?

肩や肩甲骨が浮き上がっている場合、首を支えるはずの枕の位置が下がり過ぎていて、肩に当たっている可能性があります。位置を調整しましょう。

正しい姿勢を確認できたら、あとは朝まで仰向けになって寝るだけ。より深い睡眠を得るためには、部屋の明かりは暗くするのが重要。真っ暗が苦手なら、弱い光だけにしてみよう。

「途中で寝返りを打ってもOKです。仰向けで寝ることに慣れていない人は、寝る前の10分だけでもこの正しい姿勢をキープできるようにしてみてください」(田中さん)