4月から新入社員となった方、新しい会社に勤め始めた方、新たな環境での生活がスタートした方など、新しい生活が始まった方も多いのではないでしょうか?社会人として知っておくべきビジネスマナーを3つご紹介します。

名刺の渡し方

(写真=PIXTA)

名刺交換は仕事のビジネスマナーにおいて基本中の基本です。名刺の渡し方は、初めてお会いする方に対して与える第一印象に繋がります。一連の流れを確認してみましょう。

  1. 名刺を名刺入れの上に載せ、渡す準備をします。
  2. 名刺を片手で持ち、もう片方の手を添え、相手に正面を向けて差し出します。この時に「会社名・部署名・名前」を口頭でお伝えします。名刺を渡すときに相手の目をしっかり見て微笑むと好印象を与えます。また、相手が差し出した名刺の高さより低い位置で差し出すことで、謙虚さを表すことができます。
  3. 打合せ中に名刺はしまわず、一番偉い人の名刺を名刺入れの上に載せ、あとは着席位置に合わせて並べ、机の上に置いておきます。 また、外から来た人がまず名刺を差し出すこと、目上の人から順番に名刺交換をすることも覚えておきましょう。名刺をテーブル越しに渡すこと、名刺を名刺入れからではなくポケットや財布から出すのはNGです。実際の動きを練習したりイメージトレーニングをしたりすることで、スムーズに行えるようになります。

    お客様来訪時、応接室での席次ルール

(写真=PIXTA)

お客様や取引先の方と打合せをする際の席次にもルールがあります。まず基本的なルールは「出入口から遠い席が上座、近い席が下座」ということです。

上座の中でも一番奥の席に一番目上の方が座ることになりますが、同じ会社側の出席者が3名以上の場合、一番目上の方は真ん中の席に座ります。

応接室だけでなく、車内での座り方やエレベーターでの立ち位置にも決まりがあるので、そちらも知っておくと良いですね。恥をかかないよう、事前に頭に入れておきましょう。

ビジネスメール

(写真=PIXTA)

ビジネスメールでは、伝えたいポイントを分かりやすく簡潔に伝える必要があります。短時間で正確に伝えることを意識するのがポイントです。

また何か依頼する際は、命令形など上から目線の文面にならないよう注意しましょう。「お忙しいところ恐れ入りますが」などクッション言葉を使用する、「~をしていただけますか?」と疑問形の文面にするなど、受け取る側の気持ちになって考えてみましょう。

また、CC(カーボン・コピー)やBCC(ブラインド・カーボン・コピー)の使い方を理解し、活用することも大切です。

知らないと損するビジネスマナー

(写真=PIXTA)

ビジネスマナーを知らないだけで印象が悪くなったり、信頼を得られなかったりするのは避けたいものです。気持ちよくビジネスを勧められるよう、最低限の知識は持っておきましょう。正しいビジネスマナーであなたに対する信頼が増せば、より良い仕事に繋がる場合もあります。知っているつもりでも間違った知識であることもあるので、この機会に是非確認してみてください。

文・佐野祐子(CAメディア ライター)

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