小学校のお受験と言えば、私立の小学校をイメージする人も多いかもしれませんが、国立小学校も高い注目を集めています。しかし、国立小学校で学ぶメリットとはどんなものがあるのでしょうか? ここでは国立小学校にまつわる基本情報として、お受験の倍率や学費、試験内容などを詳しく解説します。

国立小学校とは?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

国立小学校とは、国立の教育大学や、教育学部の付属小学校のことで、各都道府県に設置されています。国立小学校は全国に69校と数が限られていることから、お受験での倍率は高く、国立小学校に対する注目度が年々高まってきています。そんな国立小学校はなぜ人気が高まるのでしょうか。国立小学校のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

子供が国立小学校で学ぶメリットとは?

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

国立小学校で学ぶメリットの1つと言えば、内部進学制度です。公立や私立の小学校を選択した場合、中学や高校で受験をしなければいけません。それに対して、国立小学校は大学の付属であることから、付属校がある場合、中学・高校・そして大学への内部進学の道があるのは大きな魅力なのではないでしょうか。また、入学選考に合格した子供たちが集まるので、学習環境が整っていること。そして教育に対して意識の高い保護者とのつながりができるということも、国立小学校に通うメリットです。

国立小学校で学ぶデメリット

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

メリットがあるということは、当然デメリットも存在します。国立小学校のデメリットは、なんといっても倍率の高さ。人気がある国立小学校では数十倍の倍率を突破するための受験対策は必須になります。内部進学があるというのは非常に魅力的ですが、すべての子供が内部進学できるわけではないので、親のサポートや学力維持のための塾通いなども必要になってきます。

国立小学校の倍率

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

デメリットのひとつに倍率の高さについて触れましたが、どのくらいの人が受験するのでしょうか。国立小学校は、学校によりさまざまな特色があり、倍率は学校によってまちまちです。その中でも、大学まで小・中・高と途絶えることなく一貫した教育が受けられる付属校は人気校のため、非常に高い倍率を突破しなければいけません。

東京都内で高校まで設置されている学校で人気があるのは、お茶の水女子大付属小学校です。2012年に実施された入試の合格実績を見てみると、1次選考では男子1,113名の応募があり、2次選考、3次選考を経て最終的に合格したのが17名。実質倍率はなんと65.5倍という驚異的な倍率となりました。

女子は1次選考で1,655人の応募があったのに対して、3次選考で合格したのは18名。実質倍率は男子をはるかに超える91.9倍という数字に。都内の国立小学校の中で、一番倍率が低い学校でも、東京学芸大学附属世田谷小学校の男子が11.3倍、女子は9.8倍という高い倍率になります。東京都内で特に人気があるお茶の水女子大付属小学校と東京学芸大附属世田谷小学校の募集の状況をこちらにまとめてみました。

小学校名
お茶の水女子大学附属小学校
1次選考応募者数
男子:1,113名
女子:1,665名
合格者数
3次選考
男子:17名(実質倍率65.5倍)
女子18名(実質倍率91.9倍)
小学校名
東京学芸大学附属世田谷小学校
1次選考応募者数
男子601人
女子509人
合格者数
2次選考
男子53人(実質倍率11.3倍)
女子52人(実質倍率9.8倍)

上記の2校は一例ですが、この倍率を見て「こんなにすごい倍率なら無理かも」と思うか「こんなに人気があるのならぜひチャレンジさせてみたい」と思うか分かれるのではないでしょうか。