「USニューズ&ワールドレポート」では毎年「世界最高の国ランキング」を発表しています。そのサブランキングに国力を示す「力(Power)」という項目があります。この記事では、そのランキングをもとに、「世界の『強い国』の上位はどの国か?」「どんな理由で『強い国』だと評価されているか?」「日本は何位か?」の3点についてお伝えします。

2020年世界「強い国」ランキングトップ10の顔ぶれは?

2020年の世界「強い国」ランキングトップ10は2019年とまったく同じ顔ぶれです。2019年と比較すると9位と10位の順位が入れ替わっていますが、それ以外は全く順位が変わっていません。

「強い国」上位10ヵ国の共通点は、世界屈指の軍事力や経済力、またはその両方を兼ね備えていることです。つまり、現時点ではその強大な軍事力や経済力が保たれていると見ていいでしょう。

しかし、11位以下の順位には入れ替わりがあります。その背景には、新型コロナウイルスの世界的流行などが原因で世界情勢が不安定になっていること、国によって政治的な変化があったことなどが見て取れます。

2020年世界「強い国」ランキングトップ3はあの3国!

ここからは、2020年世界「強い国」ランキングの上位国について見ていきましょう。まずはトップ3から紹介します。

1位:アメリカ合衆国
前年に引き続き世界No.1となったアメリカ合衆国(以下・アメリカ)は、「世界の警察」と呼ばれる軍事力やGDP(国内総生産)世界1位の経済力、国際的な影響力があります。名実ともに世界最強の国として君臨しています。

2位ロシア
アメリカと同じく軍事力・経済力ともにトップレベルのロシアは、陸地で世界最大の国土を持つ北の大国です。豊富な資源を有するロシアは石油や天然ガスの生産・輸出をメインに強大な経済力と軍事力を維持し、世界屈指の「強い国」の地位を維持しています。

3位中国
中国は、GDP世界第2位の経済力と強大な軍事力を誇る世界の大国です。その経済力をバックに、発展途上国への援助を中心に世界的な影響力が大きくなっています。その一方で、アメリカとの経済摩擦や香港・ウイグル問題、公害などの深刻な問題も抱えています。