昔から伝えられてきた相場の格言は、独特の符牒もさることながら、現代でも「なるほどその通り」と相槌を打ちたくなるものが少なくありません。今回はその中から「好景気時にこそ大切にしたい格言」をセレクトし、クイズ形式で3つ紹介します。

クイズ1 相場の変遷4ステージ

「強気相場は〇〇の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、□□□の中で消えていく」 ○○と□□□には何が入るでしょうか?

<答え>
〇〇=悲観 □□□=幸福感

<解説>
投資ファンド「フランクリン・テンプルトン」創始者のジョン・テンプルトン氏は、いくつかの感銘深い格言を残しています。今回ご紹介したのは、その1つです。

この格言は、強気相場変遷の4つのステージを如実に物語っています。

①みんなが株価に悲観的なときこそ強気相場の出発点
②相場に猜疑心や警戒感が根強いうちは、株価は上昇し続ける
③誰しもが警戒感を解いたときが、株価がピークを打つ頃だ
④みんなが強気に転じ、浮かれ始めたころに強気相場は終焉のときを迎える

景気減速・企業の業績悪化・コロナウイルスと逆風が吹き続ける中で、日経平均の現状は「成熟」、それとも「終焉」のどちらにさしかかっているのでしょうか。

クイズ2 成功の道はどこにある?

「人のゆく〇に道あり花の山」 ○に入る言葉は?

<答え>
〇=裏

<解説>
同じような格言で、「友無き道を行け」「相場師は孤独を愛せ」「十人が十人片寄るときは決して(必ず)その裏くるものなり」も有名です。「高値づかみ」といって、人はムードに流され人気のある銘柄に手を出しがちです。周りの空気に流されず我が道を行く者にこそ、成功の道は開かれるのです。