夜空を見上げると必ずそこにある月。しかし、月は誰のものか考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。実は、月の土地はLunarEmbassyという会社が所有しており、かつ3,000円台で誰もが購入することができるんです。

月の土地を販売するLunarEmbassyとは?

LunarEmbassy(ルナエンバシー)は、アメリカに本社を置く会社で、事業内容は月の土地の販売です。月の販売と聞いた人の多くは、「そもそもなぜLunarEmbassyに月の土地を所有し、販売できる権利があるのか?」という疑問を持つことでしょう。

創設者であるアメリカ人のデニス・ホープ氏は、ある時「月は誰のものか?」という素朴な疑問を抱きます。ホープ氏が法律を徹底的に調べたところ、1967年発効の宇宙条約以外に、宇宙に関する法律がないことがわかりました。

宇宙条約では、国家が月の土地を所有することは禁止されていますが、個人の所有に関しては、特に言及されていません。そこでホープ氏は、月の所有権をアメリカで申し立てたところ、受理されました。

また、月の権利宣言書を国際連合・アメリカ合衆国・ソビエト連邦(当時)の各政府に提出したところ、異議は出ませんでした。ホープ氏はその後LunarEmbassyを立ち上げ、月の土地の販売を堂々と開始したのです。

LunarEmbassyで月の土地を購入した人はいるの?

LunarEmbassyの事業は、地球圏外の不動産業ともいわれています。全世界で月の土地を購入した人は600万人以上にものぼり、LunarEmbassyは11億円以上の売上をあげています。

ブッシュ元大統領や俳優のトム・クルーズなど、各国の資産家や著名人が月の土地を購入しています。

日本では、2002年より販売が開始されました。1エイカー(約4047平方メートル)あたり3,400円というリーズナブルな価格設定から、誕生日やウエディングなど記念日の意外なプレゼントとして人気を博しました。

では実際に月の土地を購入したら、何が受け取れるのでしょうか。

まず、注文すると「月の土地の権利書」「月の地図」「月の憲法」が届きます。他にも、カードやファイル、ミニ月球儀などをセットにすることができます。