待望の赤ちゃんが産まれてママも家族も大忙しの毎日。新生児の赤ちゃんを迎えていざ子育てしようとして、沐浴で悩んでいるママはいませんか?当記事では新生児の赤ちゃんの沐浴はいつまでするのか、また沐浴に準備するものから入れ方まで詳しくご紹介致します!
新生児の赤ちゃんの沐浴とは?
子育て中のお母さんやお父さんなら一度は聞いたことがある新生児の赤ちゃんの沐浴。沐浴とは簡単にいうと産まれて間もない赤ちゃんをお風呂に入れることをいいます。
産まれて間もない赤ちゃんは雑菌などに対する耐性がまだついていなため、お父さんやお母さんと一緒にお風呂に入ることができません。そのためベビーバスなどを使ってお風呂に入れてあげる必要があるのですが、これを沐浴と呼びます。

しかし初めて赤ちゃんを授かった子育て新米のパパやママは、「いったいどうやって産まれたての赤ちゃんをお風呂に入れれば良いの?」「沐浴はいつからいつまで?」と沐浴の入れ方で迷ってしまうこともあるでしょう。
まだ自分で体を支えられない柔らかい赤ちゃんの沐浴の入れ方には、実はたくさんのコツやタイミングがあります。いざという時に困らないために、子育て新米のパパやママは赤ちゃんの沐浴の入れ方をぜひじっくりとご覧ください!
新生児の赤ちゃんの沐浴はいつから始める?
それでは新米ママとパパの初めての子育てである新生児の赤ちゃんの沐浴はいつから始めれば良いのでしょうか。
新生児の赤ちゃんはお母さんのお腹から産まれてしばらくは、白っぽい色や薄い黄色などの胎脂とよばれる保護膜のようなものに包まれています。胎脂は産まれた胎児の肌が乾燥しないように守るための役割があります。

胎脂があるうちは赤ちゃんの肌は汚れから守られていることになりますが、この胎脂は生後1週間程度で自然とはがれおちて無くなってしまいます。
そのため赤ちゃんの沐浴を開始するタイミングはいつからがベストかというと、胎脂が無くなる生後1週間頃からがだいたいの目安として考えられています。
生後すぐの新生児の赤ちゃんを沐浴させることは、赤ちゃんの体に負担をかけることになりますので控えるようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴は毎日するの?
生後1週間頃から始まる赤ちゃんの沐浴ですが、沐浴は毎日しなければならないのでしょうか?
汗をかく時期でな場合は毎日の沐浴は必要ないと考えるママやパパもいるかもしれませんが、赤ちゃんの肌というのは毎日新陳代謝ですごいスピードで入れ替わっています。またオムツの中でうんちやおしっこといった排泄をしているため、その蒸れなどで肌は毎日汚れています。

沐浴は大量の水を使うため産後すぐののママにとってはかなりの重労働な子育て作業になりますが、ぜひ赤ちゃんが快適に過ごすためにも毎日沐浴させてあげるようにしましょう。
はじめて赤ちゃんの沐浴をする人は、産後里帰りしている人であればおじいちゃんやおばあちゃんに手伝ってもらうのがオススメです。里帰りしない人はパパや上の兄弟である子供たちに手伝ってもらうようにすると安心です。

初めての沐浴は新生児もママもドキドキ!準備するものとは?
それでは次は沐浴を開始するために必要な道具などをご紹介いたします。
子育てで初めて沐浴する時は、赤ちゃんもママもお互いにドキドキしているものです。新生児の体の力が入らない赤ちゃんはママに全てをゆだねてくるため、ママは慣れるまでは汗びっしょりでお世話をすることになるでしょう。

初めは大変に思うかもしれませんが、沐浴は毎日させるものですので次第に効率の良い入れ方や手順などが分かってきます。
「沐浴に必要なものの準備はいつまでに揃えれば良いの?」と思う方もいるかもしれませんが、出来れば赤ちゃんの肌着やオムツを購入するタイミングで一緒に揃えておくと安心です。
下記にご紹介するものを揃え、準備万端で沐浴にチャレンジしましょう!

新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(1)ベビーバス
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の1つは、もちろんベビーバスです。ベビーバスは赤ちゃんの体が十分スッポリと入るぐらいの大きさのものが必要です。
ベビーバスは沐浴で必要になりますが、いつまでも使うものではないためレンタルなどでもOKです。
現在ではベビーバスはプラスチック製の非常に軽いものが主流になっています。他には空気でふくらますビニールプールのような素材のものも販売されていて、こちらは保管場所が無い時にも便利です。
時々ベビーバスを使わずに洗面台などに栓をして赤ちゃんに沐浴させる人がいますが、これはあまりオススメできません。洗面台は色々な雑菌がたまっている場所で、免疫力のない赤ちゃんの体に負担になってしまいます。また固い洗面台の角などで頭や体をぶつける恐れもあり非常に危険です。
少し費用はかかりますがベビーバスはきちんと準備するようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(2)沐浴剤
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の2つめは、沐浴剤です。沐浴剤とはお湯に溶かして使う新生児の赤ちゃんのための石鹸です。
沐浴剤は各メーカーから色々発売されており、子育てママやパパはどれを選べば良いのか迷ってしまうこともありますが、なるべく低刺激で体に優しい成分のものを選ぶようにしましょう。
沐浴剤は最後のすすぎをしなくても良いと表示されているものも多く、少しでも手早く時間をかけずに沐浴を済ませたいママにはとても便利な子育てアイテムです。
大人用や幼児用のボディソープなどは新生児の赤ちゃんには使えませんので注意しましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(3)沐浴布
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の3つめは、沐浴布です。沐浴布とは赤ちゃんをお湯に浸からせる時にお腹から胸にかけてあげるための布になります。
沐浴布を使うのは、赤ちゃんが湯ざめしないように体を守るためと、お湯の温度でびっくりしないようにとの2つの理由があります。
沐浴布は赤ちゃんの素肌にあてるものなので手触りの優しい生地のものを選びます。大きめのガーゼやシルクのハンカチなどがあれば十分です。
沐浴布はいつまで使うのかというと、赤ちゃんがお湯に慣れるまで使うことになります。手縫いでも簡単に作ることが出来るため、妊娠中に何枚か作っておくととても役に立ちます。
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(4)ガーゼ
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の4つめはガーゼです。こちらは沐浴布とは違い、赤ちゃんの体を洗うためのガーゼになります。
新生児の赤ちゃんの肌はとても柔らかく少しの刺激で傷がついてしまうこともあるため、沐浴布と同じく柔らかい素材の生地で洗ってあげる必要があるのです。
新生児の子育てにはガーゼがたくさん必要になります。沐浴はもちろんよだれを拭いたり汗を拭いたりと、いつまでも使うことができます。
ガーゼは洗濯しても時間がかからずすぐに乾きますので、ぜひ出産前からたくさん準備しておくようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(5)清潔なバスタオル
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の5つめは、清潔なバスタオルです。沐浴を終えた赤ちゃんの体が冷えないように時間をかけずに包んであげるためのバスタオルが必要になります。
準備するバスタオルは吸収性がよく、赤ちゃんの体の2倍ほどある大きめのものが使いやすくオススメです。

赤ちゃんの沐浴は毎日タイミングをみて入れることになりますので、雨の日なども考慮して多めに準備しておくことが大切です。
そして出来れば新生児の間は赤ちゃんのバスタオルと家族のバスタオルは分けて使うようにすれば、より安心です。

新生児の赤ちゃんの沐浴の準備(6)赤ちゃん用のめん棒
新生児の赤ちゃんの沐浴の準備の6つめは、めん棒などです。めん棒は赤ちゃん用のものが販売されています。赤ちゃん用のめん棒は先が細く赤ちゃんの耳や鼻などにも入りやすいため重宝します。
赤ちゃん用のめん棒は用途によって先にオイルがついているものもありますが、沐浴で準備するのは何もついていない普通の赤ちゃん用めん棒で大丈夫です。

沐浴の後は赤ちゃんの耳や鼻、おへそなどにたまった水をきちんと取ってあげる必要があるため、ぜひ準備しておきましょう。

新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方とは?
それでは赤ちゃんの沐浴に必要なものが準備できましたら、いよいよ赤ちゃんのタイミングを見て沐浴を開始しましょう。
新生児の赤ちゃんのお風呂に入れ方は、まずきちんと手順を覚えてスムーズに進めるのがポイントです。また赤ちゃんは風邪をひきやすいため、沐浴させる時間や入れ方、タイミングなどはよく考えておく必要があります。
子育ては覚えることがたくさんあり、初めてのことはドキドキしてしまいますが、時間がかかっても落ち着いてリラックスすることが大切です。
新生児の赤ちゃんを沐浴させる時間は、深夜や早朝はあまりオススメできません。気温の低い時間帯よりは温かい午前中や夕方までのお昼の時間に沐浴させたほうが湯冷めすることがありません。
しかしそうはいっても沐浴をする時間はママやパパの手が空いている時間になりますので、日中の沐浴が無理な場合は夜の赤ちゃんの授乳の時間などにタイミングを見計らって入れてあげるようにしましょう。

新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(1)ベビーバスに湯を張る
赤ちゃんの沐浴のや入れ方は、まず準備したベビーバスをよく洗います。上の子や近所の方からのお下がりのベビーバスを使う時は、水垢やカビなどがついていないかよく確認しましょう。
綺麗に洗ったベビーバスは一度水気をよくふき取り、1日~3日ほど天日干しすると気持ちよく使うことができます。

ベビーバスにお湯を張る時はお風呂場などいいつまでもお湯を放置しておくと、すぐに温度が冷めてしまいます。
赤ちゃんを沐浴させるにはお風呂場では寒すぎる場合が多いので、出来ればリビングなどで暖房をかけ、レジャーシートを敷いてその上にベビーバスを置いてお湯を入れると良いでしょう。

新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(2)湯の温度を確認する
次はベビーバスに入れたお湯の温度の確認です。赤ちゃんを沐浴させる時に最適な温度は、35度から40度ぐらいの温度が良いと言われています。
真夏の暑い時期でもお湯の温度が35度以下のお湯にすると赤ちゃんが湯冷めしてしまうことがありますし、逆に冬でも40度の温度を超えると赤ちゃんの肌はやけどしてしまう場合があります。
お湯の温度は温度計などを使ってきちんと確認する習慣をつけましょう。

また1つ気を付けたいのは、ちょうど良い温度のお湯をベビーバスに入れても、赤ちゃんの服を脱がせたり着替えを用意したりしている間にお湯がに温度が冷めてしまう場合があることです。
赤ちゃんをお湯につける時はお湯の温度が冷めていないかどうか、自分の手をお湯に入れて直接温度を確認し、ちょうど良いタイミングを計算するようにしましょう。

新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(3)沐浴布を胸にかぶせる
ちょうど良い温度が準備できたら、裸にした赤ちゃんのお腹から胸にかけて沐浴布をかぶせて、ゆっくりとベビーバスに浸からせていきます。この時、赤ちゃんの頭を片手でしっかりと持ち、もう片方の手で赤ちゃんのお尻を支えて持つと安定します。
ちょうど良い温度のお湯だとしても、急に肌にお湯が触れると赤ちゃんはビックリしてしまいますので、沐浴布はとても大きな意味があります。
赤ちゃんが沐浴に慣れてきたら沐浴布は省略することができますが、最初に赤ちゃんが沐浴が苦手になってしまうと後々大変になります。
沐浴は気持ちの良いものだと赤ちゃんに知ってもらうためにも、面倒くさがらずに沐浴布はきちんと使うようにしましょう。