あなたの周りに、「思慮深い」と言われている人はいませんか?そもそも思慮深いとはどのような意味があり、思慮深い人とはどんな人なのでしょうか。思慮深い人は、実はあなたの身近にいるかもしれません。今回は、思慮深い人に焦点をあて、心理や特徴などを詳しくご紹介します。

【はじめに】思慮深い人の意味は?

思慮深いという言葉の意味は、しっかりと深く物事について考えるという心理の意味です。そして、思慮深い人とは、何か重要な決断をしなければならない場面でも、ノリや勢いで決断することせずに、じっくりと考えてから判断する人のことを指します。そして、物事を判断する時の態度が緻密で慎重な人です。思慮深い人の心理や特徴などについてご紹介します。

しりょぶかい【思慮深い】

( 形 )
物事を判断する時の態度が、緻密ちみつで慎重である。 「若い社員なのに-・い対応で感心した」

引用元: https://kotobank.jp

思慮深いの反対語は?

思慮深いの反対語は、思慮が浅いです。思慮が浅い人を一言で言うと、浅はかな考え方をする人という意味になります。思慮深いの反対の意味から、物事で何か考える場面で、浅い考え方をする人です。考えもせずに感情のまますぐに飛びつき、行動を起こします。良く言えば行動的な人ですが、失敗することが多いため、結局はマイナスなイメージにとらえられてしまいます。

また、思慮深い人とは反対で、浅はかな人ほど人を見た目で判断してしまいがちで、自己主義な性格のため、人のためになることをしようという心理がありません。また、自分が常に正しいと思いこむ心理があるため、人の意見にはなかなか耳を傾けません。そして、また思慮深い人とは反対に、目先の事しか考えられず、その場しのぎで嘘をついてしまうこともあります。

思慮深いことは長所になる?

思慮深いというのは、長所として考えて自己PRしても良いものでしょうか。思慮深い人は、あらゆる言動が色々考えた末でのことなので、人に信頼されやすいところが長所と言えます。しかし、思慮深いと返事に時間がかかり、他人の心理からすると、優柔不断な人と誤解されてしまうと、自己PRの際も反対に短所に捉えられてしまう場合もあります。恋愛でも同じことが言えます。

思慮深いことは長所になる反面、真面目過ぎるとか、小さな事で考え込み過ぎと思われてしまう場合が反対に短所となってしまうかもしれません。しかし、相手によって、捉え方も変わってくるでしょう。見方を変えると、長所と短所というものには、心理上、表裏一体の部分があります。自己PRの場面で、思慮深いことを長所にするか、短所にするか自分で決めるほかありません。

思慮深い人の特徴①:計画的に行動する

思慮深い人は、相手の話にどんな意図があるのかをまず考える心理が働きます。喜怒哀楽をストレートに表現すことに抵抗があり、相手の言動に反射的に反応することはしません。たとえ自分が不利なことでも、腹を立てずに、話をいったん受け止めてから冷静に考えて行動します。思慮深い人は、長所として知的で計画性を持っている人が多いようです。

また、思慮深い人はその場の感情に流されることがないため、大きなミスをしませんが、反対に大きなチャンスを逃してしまうこともあります。また、不測の事態が起こっても慌てないで、まずは何が起こったかを正確に把握しようとします。感情のまま行動すると、さらに事態を悪化させてしまう可能性があることを理解しています。

思慮深い人の特徴②:人間関係は狭く、深く

思慮深い人の人間関係は、狭く、深くが基本です。いつも落ち着いていて、人の話を上手く聞くことができるため、一見交友関係は広いようですが、元々おせじが言えない性格で、嘘が嫌いな不器用な人が多いため、実際は狭いようです。一人ひとりとしっかりと関わって、なるべく本音で話をしたいという心理があります。

また思慮深い人は、余計なことは言わない性格なため、ノリが悪い面があり敬遠されてしまうこともあります。しかし、理解しあえ信頼しあった相手となら、多少のことで絆が切れることがなく、一生のつきあいが続く場合が多いようです。限定された人間関係の中では、深く関わりあうのが思慮深い人の特徴と言えます。恋愛でも同じように考えられます。

思慮深い人の特徴③:仕事ができる

思慮深い人は仕事でも改善力があるのが長所であり、管理者に向いていると言えます。また、営業での成果も出せる人です。組織では、思慮深い人が求められています。反対に仕事ができない人は、自分で考えることもせずに、ただ言われたことだけをこなすだけで指示待ち人間が多いので、思慮深い人のように、自分で考えて動ける人は信頼され、自己PRで立派な長所になります。

しかも、仕事ができる人は、シミュレーションが得意で、あれこれ考えて行動ができるため、それを実行して確実に結果を出していきます。プライベートでも、仕事に対しても同じ姿勢でいるため、結果的に仕事ができる人という認識を持たれるのでしょう。また、反対にシミュレーションが出来ない人は、分からないことを事前に聞くなど、準備が不完全のまま終わってしまいます。

思慮深い人の特徴④:先のことを見据えている

思慮深い人は常に未来のことを考え、今どうすればより良い方向に行くのかを常に考えています。買い物一つでも思慮深く、後悔しないような買い物をします。大きな失敗をすることがほとんどありません。色々なリスクを考慮して、計画的に物事を進めます。また、思慮深い人が何かを始める時には、しっかりとゴールが見えている場合が多いようです。

思慮深い人は、常にシミュレーションを欠かさない人なので、大きなミスをほとんどしません。今この時点で、将来にどう影響するのかを想定して、物事を決めているのです。今、それが必要なのか、なぜやらなければならないのかなど、常に意味や根拠を探す心理が働きます。深謀遠慮(しんぼうえんりょ)という言葉があり、これは「遠い将来のことまでよく考える」という意味です。

思慮深い人の特徴⑤:ボキャブラリーが豊富

思慮深い人のしゃべりは、ボキャブラリーが豊富と言えます。反対に常にワンパターンのしゃべりしか出来ない人は、思考もワンパターンな人という傾向があります。思慮深い人はいくつもの思考を働かせるため、視野が広く発言がワンパターンになることがないのです。恋愛でも、ボキャブラリーが豊富な人との会話はとても楽しいものです。

よくありがちな「すごい」や「かわいい」などの一言で物事を片づけることがなく、何が、どのようなのかということまで自然に単語にして表現できる長所があります。ポジティブな印象を与える話し方とは、ボキャブラリーにかかっていると言えます。反対にボキャブラリーが少ない人は、「物足りない人」という印象を与えてしまいます。