Shin5さんは結婚して10年経っても妻に恋をしてる。
(画像=『さくマガ』より引用)

男性の育児休暇は認めないと言われた

ーーお仕事の転換点はご家族が大きいですか?

そうですね。エンジニア時代には育児休暇が取れなかったんですよ。 双子が生まれたときは会社の理解もあったので、休みを取ったり、仕事場所を変えてもらってどうにかなりました。

ただ、2年前に4人目が生まれた時に育休を取りたいと思ったのですが、男性の育休は会社として認めないと言われてしまって。法律上は認められないといけないので戦いましたが、結局辞めることになってしまいました。

ーー前職を辞めるにあたって奥さまの反応は?

サラリーマンには家族手当、有給休暇、安定した給料、保険などの安定した基盤があるので、それを無くしてフリーランスになるという選択肢は自分の中にはなかったです。

なので、会社を辞める1年ぐらい前から副業を結構やっていたんですよ。インタビューを受けたり、イベントに参加したりしていました。副業で月10万円ぐらいの収入があったので、それを元に貯金をしていて、会社を辞める時には他の企業さんからのお仕事もある程度もらえていました。

今と同じか、ちょっと多いくらいの給料っていう見込みがついていたので、そこで辞められた。それがないと家族が路頭に迷ってしまうことになるので。自分の好きな仕事をやって家族との時間を大切にしたくても、結局は家族が幸せにならないと意味がないので、転職をして自分の好きな仕事をいろいろできるようにコントロールしているという状況です。今は所属している会社もあるので、そこで家族の保険とか全部やってもらって、そのうえでプラスアルファの仕事をしています。

今後、いろいろな仕事が増えてきて、その時に家族の時間が取れないのであれば、一緒に働くスタッフやアシスタントを自分で募集してチームを作ろうと思っています。 将来は自分でメディアや会社を作り、そのうえで夢をおいかけている人や応援したい人と一緒に働いたり、背中を押すことができたらいいなと思っています。

今のほうが生きいきしている

ーー今の働き方は楽しいですか? 奥さまはなんと言ってますか?

いろいろな企業や人と会う機会が多くて楽しいです。今は多くの企業とやりとりをしていて、常に新しい仕事やアイデアのきっかけをいただくことが多いですね。すごく良いサービスがちゃんと届いてほしいところに届いてないことに対して手助けができないかなと思っています。

最近だと身体障がい者のスポーツ選手たちとコミュニケーションをとっていて、自分でも手話ができたら会話が増えるんじゃないかなと思って勉強しています。妻は今のほうが生きいきしているって言ってくれていますね。

顔をだして活動していないのも家族との時間を大切にしたいという理由があります。そこまで自分が有名になりたいとは思っていないんです。そのうえで何かできることがあればいいなと。仕事とプライベートをきっちり分けるような感じでやっています。

Shin5さんは結婚して10年経っても妻に恋をしてる。
(画像=『さくマガ』より引用)

Shin5さん「仕事だけだと生きづらい世の中」

ーーご家族との時間をとても大切になさっていますね。

そうですね。仕事だけだと生きづらい世の中になっていると感じています。プラスで家族や趣味、コミュニティがあると良いと思いますね。インターネットの世界ではYouTuberやTikTokerなど、いろいろな人が有名になっていますが、それを見て小さい子たちが夢を持って自分も発信したいって思っていて、そこに共感する人が出てくる。すごくいい流れだとは思いますね。

あまり有名ではないストリートミュージシャンが、インターネットに歌の動画を載せることで世界中に知られるようになった、ということもありますし。自分がいいなって思った世界を自分の中だけにとどめないで、周りに発信していくことでその周りもハッピーになるし。 幸せな情報、誰かが笑顔になるようなものを集めて発信していく。そういうことをぼくはやっていきたいなと思っています。

そんな世の中になっていけば、もっと楽しくなるんじゃないかな。暗いニュースより、幸せなニュースのほうが増えてほしいですね。嫌なところに自分が力を使わないでよくなっていけばいいなあと。リアルとインターネットの世界をうまく行き来しながらできるといいのかなと思いますね。

ボクの針は痛くない

ーーShin5さんの幸せなTweetにこれだけ反響があるということは、それだけ共感してくれる人が多いということですね。

そうかもしれないですね。以前に「ボクの針は痛くない」という本を出したんですけど、これはハッピーではない時期のことを書いている作品なんです。

ハリネズミってぎゅっと固まってトゲトゲして隅っこの方に行く、そういう生きものなんですね。歩くのが遅いんですけど、1日に15キロぐらい歩くんですよ。前に進む力というのはすごく学んだ部分ですね。ハリネズミは夜行性なので、夜にぼくが仕事をしていると、起きてきてぼくと同じ姿勢でごはんを食べていたりするんです。「あ、きみも起きているんだね」みたいな。その姿を見ると、「さ、仕事頑張ろう」ってなります。

ハリネズミを飼う女性が増えていますが、かわいらしさもそうだし、ハリネズミに自己投影している部分があるんじゃないかなと思ったんです。そう思って写真と自分の言葉を載せて作品を完成させたんですよ。

Shin5さん「余裕をもっていれば、多分うまくいく」

ーーこれから先のことについて聞かせてください。

最近、子どもたちも成長して離れていくんだろうなということを考えています。あと10年15年とか先にはなるんですけど、妻と2人になったらしたいことを考えたり。

そういう話ができる相手って妻しかいないんじゃないかな。10年先とか20年先の話ができるし、付き合い始めたときにどこいったねといった思い出話もできるし。現在と過去と未来を行き来できる相手って妻だけなので、大切にしないわけにはいかないと思いますね。

自分が変わったのって相手を失うかもしれないって思った時で、双子の妊娠出産時もそうですし、仕事がすごく忙しくてネクタイを締める手が震えて仕事に行けない時期があって、そんな時に後ろから抱きしめてくれるような存在って妻ですし、結婚してなかったら多分ダメだったなと思いますね。逆に妻が弱った時には自分がケアできますし、お互いに支え合いながら生きていける相手ですね。

妻には何ごとも我慢しないで言ってほしいですね。一番近くにいるはずなのに、お互い言わないと気がつかないですから。仕事でもそうじゃないですか?なるべく早い段階でケアすることでチームがうまく回るというか。

誰かが困ってる時に手を差し伸べてあげたいし、その余裕をもっていたいですね。これができれば多分うまくいくんですよね。

Shin5さんは結婚して10年経っても妻に恋をしてる。
(画像=『さくマガ』より引用)


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