みなさんにとって鯉はとても身近な魚ではないでしょうか。日本のいたるところで見かけますが、鯉の寿命や種類をご存知ですか?鯉は長生きの象徴とは言いますが、実際にどのくらい生きるのでしょう。今回は長寿にあやかった鯉のおすすめレシピも紹介します。

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選

鯉(コイ)といえば、観賞魚としてはとてもメジャーな魚。

公園や城郭のお堀、名勝と呼ばれる庭園の池などには、ほぼ確実に鯉が放流・飼育されていますね、

鯉は、実はとても長生きする魚として知られていて、日本では古くから長生きや出世の象徴として重宝されてきました。5月の節句にこいのぼりを掲げるのも、そんな鯉にあやかって子どもの成長を祈るというものなんです。

でも、実際のところ、鯉ってどれくらい長生きするのでしょうか?

金魚なんて数年で死んでしまうし、長生きするとはいえ魚なんだからびっくりするような長生きはしそうにないですよね。

この記事では「鯉の寿命」について注目し、鯉の種類別の寿命や記録などについて解説していきます。

【鏡鯉の寿命】鏡鯉の平均寿命は20年

鏡鯉はドイツ原産の鯉の一種で平均寿命は20年以上です。

背中やエラに沿った鱗が鏡のように美しいことから名付けられました。

日本ではほとんど出回っておらず入手は困難です。

【ヒレナガニシキゴイの寿命】ヒレナガニシキゴイの平均寿命は20年

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像= 47news.jp/2712990.html、『Lovely』より引用)

ヒレナガニシキゴイとは日本の錦鯉とインドネシアのヒレナガゴイを掛け合わせた種です。

平均寿命は錦鯉と同じくらいの20年以上、体長は60センチくらいです。

ヒレナガニシキゴイは名前の由来ともなった、背びれや尾ひれ、腹ひれの長さが特徴で、錦鯉の2倍の長さがあります。

【パーカーホの寿命】世界最大の鯉「パーカーホ」の平均寿命は20年

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9B、『Lovely』より引用)

パーカーホとは、カンボジアやタイを原産とする淡水魚。

平均寿命は20年と比較的長寿。ただし成長スピードは遅めで、成魚に育つまでに7年かかります。

コイ科ではありますが背びれのトゲや口ひげといった鯉の特徴はありません。

特筆すべきはパーカーホのサイズ。体長最大3メートル、体重300キロまで育つ個体もいて、草食魚のなかでは世界最大といわれています。

日本でもパーカーホの稚魚が販売されていて、大体3,000円くらいで手軽に購入できます。

はじめは10センチくらいと小さいパーカーホですが、成長すると1〜3メートルにもなりますから、ストレスなく生きることのできる水槽など飼育環境を整える必要があるでしょう。

【錦鯉の寿命】錦鯉の平均寿命は30年

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=イラストAC、『Lovely』より引用)

錦鯉の寿命は平均30年くらいで、ほかの普通の鯉と比べて寿命が長めです。

飼育環境が整っていればなんと70〜100年生きることも珍しくなく、なんと226歳まで生きた錦鯉もいるそうです。

錦鯉を長生きさせるには何と言っても環境を整えることが大切。水槽で飼育できるのはだいたい10歳くらいまでです。

水槽で錦鯉が自由に向きを変えられなくなったら水槽での飼育は限界です。窮屈な環境は錦鯉にとって大きなストレスとなりますので、水槽以外での飼育方法を考えましょう。

ストレスは錦鯉の寿命を縮めてしまいますから、できる限りストレスを取り除きいつまでも元気に長生きさせてあげましょう。

錦鯉というのは野生の鯉を観賞目的に改良した種類で、通常野生の錦鯉は存在しません。

ただし、まれに錦鯉を飼育していた人が自然の池に逃がしたものが生き残ることはあるようです。

ちなみに野生の鯉の平均寿命は50年前後。イギリスの動物雑誌に発表された1935年のデータでは、鯉の寿命47年と記録されています。

この雑誌にはほかの魚類の寿命についても記載されており、最も長寿なのはなまずの60年だそうです。

【マハシールの寿命】野生に棲む鯉「マハシール」の平均寿命は不明

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=aquana.jp/item.asp?uintIid=1213、『Lovely』より引用)

マハシールは東南アジアやヒマラヤ原産のコイ科の淡水魚です。

野生のマハシールの寿命ははっきりしていません。

最大2メートルくらいまで成長するので、パーカーホの次に大きい世界2位の鯉です。

ヒマラヤ原住民のあいだでは黄金に輝くマハシールは神の魚、幻の魚と崇められています。

マハシールはペットとして飼育できますが、ただし安くても8,000円前後、高い個体だと30,000円以上の値段がつく高級な魚です。

また寿命がはっきりしておらず、飼育してみないことにはいつまで生きるかわからないことも頭に入れておかねばなりません。

【最長寿命】世界最長の錦鯉「花子」の寿命は226年

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像= sekaibuzz.com/archives/395、『Lovely』より引用)

世界最長寿命の錦鯉は、岐阜県加茂郡白川村の越原家で飼育されていた花子で、なんと226歳の長寿でした。

花子は江戸時代から生きていた錦鯉で、1983年にはギネスブック認定もされています。

平均寿命20年と言われるなか、その10倍以上の寿命の花子。越原家は7世代で花子を飼育してきたそうです。

【他の魚の寿命】鯉の寿命を他の魚と比較

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=写真AC、『Lovely』より引用)

1935年に発表されたイギリスの動物雑誌には、鱗や耳石などから調べた魚の最高年齢が報告されています。

【魚の種類】最高齢

【なまず】60年
【ヨーロッパうなぎ】55年
【アメリカうなぎ】50年
【鯉】47年
【チョウザメ】46年
【真鯛】15年
【真鰯】5~6年
※イギリスの動物雑誌調べ

その報告の一例をあげてみますと、なまず60年が最高齢で、ヨーロッパうなぎ55年、アメリカうなぎ50年、鯉47年、チョウザメ46年、真鯛15年、真鰯5〜6年となっています。

魚類のなかでも、「なまず」や「うなぎ」、そして「鯉」は長寿で有名。

なまずだと50〜60年生きる例も多く、鯉の場合は日本の岐阜県東白川村で226歳まで生きた花子が存在します。

【池の鯉の寿命】池で鯉を飼育した時の平均寿命は70年

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(画像=写真AC、『Lovely』より引用)

鯉の平均寿命は20年ですが、ストレスフリーの池で育てれば70年以上と長生きさせることができます。

長生きさせたいなら、水槽より池での飼育がおすすめ。広々と泳ぎ回ることができれば鯉にストレスがかからず、平均より長生きさせることができます。

【水槽の鯉の寿命】水槽で鯉を飼育した時の平均寿命は20年

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=写真AC、『Lovely』より引用)

鯉を水槽で飼育したときの平均寿命は20年前後です。

より長生きさせるためには水槽より池の方がベター。

鯉を愛し長生きしてほしいなら、できれば池での飼育を視野に入れましょう。

鯉の年齢の調べ方

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
(画像=写真AC、『Lovely』より引用)

鯉の年齢は、鱗、耳石、ひれすじ、背骨にある年輪から探ります。

この鱗の年輪で鯉の年齢を調べるやり方は、300年前からおこなわれていたそうです。

ただ、鱗の年輪から年齢を調べられるのは四季により水温変化のある温帯魚だけ、しかも成長がさかんな若いときだけです。

一般的に長寿の魚というのは大きく育つ傾向にあり、また活発に動き回るよりじっと静かにいる魚の方が長寿です。

最大サイズの鯉

錦鯉はすくすく元気に長生きすると、体長1メートルくらいになるようです。

1年に1センチずつ伸びていき20年生きれば2メートルの計算になりますが、実はそこまでは伸びず途中で成長が止まります。

しかし、日本各地では時々、驚くほど大きな鯉が発見されています。

例えば、琵琶湖では長さ1.5メートル、重さ45キロの巨大な鯉が捕獲されました。

また、2017年には福岡県の筑後川で長さ1.2メートル重さ16.9キロの鯉が発見されています。

さらにさかのぼり1985年頃には愛媛県の肱川で長さ1.25メートルの真鯉が捕獲されたという記録もあります。