整理収納アドバイザーのhanaです。自分がどんなに頑張って片づけても、出しっ放し、脱ぎっ放し、すぐグチャグチャにしてしまう夫や子どもにイラっとすること、ありますよね。今回は、家族みんなでお片づけできるお家にするためのポイントについて解説します。ぜひ参考にして、できることから始めてみてくださいね。

1.片づけしやすい環境づくり

あのイライラから卒業!「夫や子どもに片づけてもらう方法」を整理収納アドバイザーが解説!
(画像=michillより引用)

家族に片づけてもらうためには、まず、土台となる環境を整えておく必要があります。

家族が無理なく片づけられるように配慮し、何をどこに片づければよいか明確にしておけば、迷わずお片づけできる環境になりますよね。

片づけしやすい環境づくりのポイントを3つ説明します。

(1)収納スペースに合わせたモノの量にする

あのイライラから卒業!「夫や子どもに片づけてもらう方法」を整理収納アドバイザーが解説!
(画像=michillより引用)

もし、収納スペースからあふれる程のモノがある場合、整理して収納スペースに納まる量にしておきましょう。

モノをしまうスペースが空いていなければ、片づくモノも片づけられません。

理想は8割収納ですが、最低限収納スペースに納まりきるだけのモノの量にしておくと、家族も片づけしやすいですよね。

(2)動線を考えて収納場所を決める

あのイライラから卒業!「夫や子どもに片づけてもらう方法」を整理収納アドバイザーが解説!
(画像=michillより引用)

家族がいつもアウターやバッグを無造作に置きっぱなしにしてしまう場合、家族は帰宅後、玄関からどの動線を通ってどこに向かうか、生活パターンを観察してみましょう。

もし、リビングに向かうなら、その動線上に家族の背丈に合わせた専用のフックを取り付けてあげると、無理なく片づけることができます。

また、洗面所に向かうなら、洗面所の傍に専用の収納スペースを用意してあげると、片づけやすくなりますよね。

(3)モノの定位置を決めてラベリングする

あのイライラから卒業!「夫や子どもに片づけてもらう方法」を整理収納アドバイザーが解説!
(画像=michillより引用)

モノの定位置を決めて明確にしておくことで、家族が片づけやすくなります。

特にゴチャゴチャしやすい子どもの玩具、家族みんなで共有する収納場所は、ラベリングが有用です。

ラベリングは「誰のために」「なぜ」するのかを考え、わかりやすく表現することを心がけてください。

例えば、文字の読めない小さなお子様には、写真やイラストで表現するのもオススメです。

ラベルライターを使うと統一感が出ますが、マスキングテープに手書きするだけでも十分です。