コンセプトメイキングとストーリーテリング

ストローマエストロ 野村 優妃さんが語るファンベースマーケティング
(画像=『さくマガ』より引用)

ストローを普及していくため、コンセプトメイキングとストーリーテリングについては突き詰めて考えました。ストロー消費に関する今の減少や課題、これがネガティブでした。たとえば、紙ストローは飲みにくいとか、ストロー自体が環境に悪いとか……。

ストローに関するポジティブな内容を発信していくことで、共感を生んだり、興味を持ってもらおうと考えています。

たとえばネーミング。ストローマエストロという、ちょっとダジャレのような名前にしたり、ワークショップイベントの名前も野球の始球式にかけて「試吸式」にしました。

キャッチーなコピーを作ったり、ストローをオシャレなデザインにすることも考えた結果です。

思わず吸ってみたくなるストローを作りたい

ストローマエストロ 野村 優妃さんが語るファンベースマーケティング
(画像=『さくマガ』より引用)

さまざまな個性を持つストローがたくさんあるのに、「エコ」の一言で片付けるのはもったいない……。

将来的に、ストローも食べられたらいいんじゃないか。ドリンクごとにストローを選べる仕組みがあってもいいんじゃないか。そんなことを提案できたらいいなと思いました。

そこで「Dlink Straw(ディーリンクストロー)」というブランドを立ち上げました。これは”ドリンク”と”リンク”する次世代ストローブランドです。

このストローがないドリンクが完成しない。そのようにストローの価値を最大限に追求するブランドにしたいという思いが込められています。

オリジナルストローの第一弾として「食べられるキャンディーストロー」を作っています。エネルギーとして循環する食べられるストローです。体内に栄養素として取り入れられる究極のエシカルストローで、クラウンドファンディングにも挑戦しました。

ストローマエストロ 野村 優妃さんが語るファンベースマーケティング
(画像=(▲出典:GoodMorning )、『さくマガ』より引用)

素材にもこだわっていて、3つのポイントがあります。

「パラチニット」という虫歯になりにくい、血糖値の上昇を抑える、低カロリーな素材で作っています。
人にも地球にも良いです。食べられるうえにゴミが出ないので、地球にも良いといえます。
話題性がある。ストローの価値を最大限に追求して、ドリンクをより楽しめるように、これまでにない新しい体験を提供できます。

私たちのポリシーは「むげに捨てられるストローをゼロへ」です。ストローは環境問題から注目されているところもあり、私たちのブランドも環境問題の視点からお話をいただくことが多いです。だからこそロスが一切出ないように、受注生産をしています。

ターゲットと利用シーン

「Dlink Straw」のターゲットは大きく3つにわけられます。

1.子ども

食べられるストローは食育として保護者の方に好評です。お子さんの誕生日会など、パーティーストローとして使っていただく機会が多いです。またパラチニットは虫歯になりにくいので、安心して使っていただけます。

2.20代の方

環境問題に関心の強い20代の方に支持されています。エコの文脈だけではなく、思いに共感していただき、クラウドファンディングでも8割の方から「吸ってみたいから買った」というコメントをいただきました。

3.大人の方

お酒の苦手な方がBarに行くときに、ノンアルコールドリンクに食べられるストローを付けることで、普通のノンアルコールドリンクではで味わえない体験を提供したいと考えています。

ドリンクごとにストローを選べる時代へ

ストローマエストロ 野村 優妃さんが語るファンベースマーケティング
(画像=『さくマガ』より引用)

いままで無料で使ってきたストローに付加価値を加えることで、共感や興味を持ってもらおうと思っています。キャンディーストローは飴でできているので、味や香りなどを付けることも可能です。

たとえば、チャイティーにはスパイスを引き立てる仕掛けをストローにしたり、ハーバルティーには、はちみつの香りをストローにつける。

バタフライティーは酸に反応して色が変化するので、ストロー側に酸を付けることで、吸っている間に色が変化して面白いかもしれません。このように「ストローをドリンクを楽しむアクセサリー」として提案していこうと思っています。

ストローマエストロ 野村 優妃さんが語るファンベースマーケティング
(画像=『さくマガ』より引用)

現在、『Dlink Straw公式サイト』にて、キャンディーストロー 2本セットをプレオーダーで販売開始しています。こだわり素材を使用し一本一本、職人が手作りでお作りしているので数量限定の完全受注販売とさせて頂いてますが、ぜひ手にとってお楽しみください。

まだ世の中にないものを作るのはとても難しいけれど、そこに共感して興味を持ってくれる人が1人でもいればその輪は必ず広まっていくと思っています。

ドリンクごとにストローを選べる時代へ向けて、今後も活動していきます。

Dlink Straw公式ツイッター: @dlinkstraw


提供・さくマガ(「やりたいこと」を「できる」に変えるWEBマガジン)

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