“母が重い”32歳独身女性の悩みーー「いつ結婚するの?」「子どもはいいよ?」身近な人にイラっとしたときの対処法
(画像=『Woman type』より引用)

~恋に仕事に、悩める女性が集う場所~
恵ママの部屋

仕事は楽しいけれど、それだけじゃ嫌。恋だって楽しみたいし、プライベートも充実させたい。どちらも諦めずに自分らしいキャリアを築いていくためには? 働く女性たちから寄せられた「仕事と恋」の悩みに、キャリアコーチ兼スナックママの佐々木恵さんが回答します!

今回の相談

(Eさん/32歳/クリエーティブ職)

これまでそれなりにいろいろな人と付き合ってきましたが、結婚したいと思える相手がいませんでした。働いているので自立して暮らせる収入はあるし、どうしても結婚したいとは思わないのですが、母は「結婚した方がいい」「子どもはいいよ」って繰り返し言ってきます。時々、職場の人にも「結婚しないの?」ってからかわれるように言われたりします。そのたびに、「私は私だし」と思っていますが、うまく言い返す方法が分からず、いつもモヤモヤしてしまうんです……。

恵ママからの回答
⇒多様な生き方が尊重される時代。自分の物差しで、自分の生き方を選ぼう

“母が重い”32歳独身女性の悩みーー「いつ結婚するの?」「子どもはいいよ?」身近な人にイラっとしたときの対処法
(画像=『Woman type』より引用)

パートナーシップのあり方や女性の生き方がこれだけ多様化している現在において、「結婚した方がいいよ」「子どもはいいよ」という意見は、あくまでもその人の個人的な価値観です。

前回の恵ママの部屋でも書かせていただきましたが、「こうあるべき」という他人や社会の物差しではなく、自分の物差しで今の自分が本当に大切にしたいことを選んでいくことが、自分自身を尊重する生き方だと私は考えています。

さまざまな女性からキャリア相談を受ける中で、今回のEさんと近いご相談を受けることがしばしばあります。

例えば、

・現状自分は結婚も出産も望んでいないけど、親は『早く』と望んでいるため、申し訳なさや居心地の悪さ、プレッシャーを感じている方
・結婚や出産そのものを望んでいるわけではないのに、周囲の友人達のライフステージがどんどん変わっていき、自分だけが取り残されてしまっているように感じている方
・周囲と自分を比較し、自分はこのままでいいのかと不安を感じている方

など、上記のような方が多くいらっしゃいます。

どの場合も、家族や旧友など身近な人との人間関係の中で、他者と自分との間にギャップを感じ、余計なストレスを抱えている状態だと言えますね。

親しい相手に“モヤモヤ”を感じたときは、「人付き合いの距離」を見直すタイミング

“母が重い”32歳独身女性の悩みーー「いつ結婚するの?」「子どもはいいよ?」身近な人にイラっとしたときの対処法
(画像=『Woman type』より引用)

私も、自分のキャリアステージが変化する過程において、それまですごく親しかった仲間との間に何となく違和感を持った経験があります。

私はこのような時、「その相手との距離感を改めて考え直すタイミングなのだ」と捉え、今の自分にとって心地良い距離感へと、「人間関係のチューニング」をするようにしています。

具体的には、これまで定期的に集まっていた仲間達との集まりを時には断ってみたり、SNSのフォローをコッソリ外してみたり(投稿を見ると気になってしまうため)。自主的にその人達との接触頻度を減らすようにします。

……そう聞くと、「薄情な人だな」と思いますか(笑)? でも、私はそうは思いません。

稀に「人間関係の断捨離」というような言葉を聞くことがあります。人と人とのご縁を大切にすることは私のモットーでもあるので、私の場合は関係を断つことはしていません。ただ、時とともにお互いの人生は変化し、置かれている状況や価値観や優先順位も自然と変化するもの。ですから、その変化に応じ、相手との関係性を自ら積極的に更新していきます。

また、過去の人間関係を適切にチューニングすることは、今の自分が求めている人達との新しい関係性を築くことにも繋がります。

対面/非対面にかかわらず、私たちは人とコミュニケーションを取ることに、日々膨大な時間とエネルギーを費やしています。かつての人間関係と距離を置くことで自分の中に余裕やスペースが生まれ、その結果新しい出会いが得られたり、知人の中でも今の自分が本当に必要としている人との距離が改めて縮まったりするという副次的効果もあるのです。

私の場合、数年前まで交友関係の大半は、会社員の友人知人ばかりでした。しかし、自分が会社員としての働き方に違和感や迷いを持つようになった頃、会社の中でやりがいを持って頑張っている友人達と一緒にいるのが少し辛いと感じ、意図的に距離を置いた時期があります。

そして気が付くと、独立・起業・複業など、独自の働き方を選択している人達との交友関係が圧倒的に多くなっていきました。その結果、以前はまったく自分の選択肢ではなかったフリーランスという働き方が縁遠いものではなくなり、自然と今の働き方に行き着いた経験があります。

もちろん、会社員時代の友人達とは今も連絡を取り合いますし、お互いに必要なタイミングで集まったり、良好な関係を続けています。