ウェブサイトが見たい。

スマホでも自動的にきれいなレイアウトがほどこされて、クリーンなやつじゃないウェブサイトを。

自分でHTMLを組んで、フリー素材サイトで素敵な背景を選んで、必死で考えた「俺の最強のウェブサイト」が欲しい。

阿部寛の公式サイトで、溜飲を下げるだけじゃもう耐えられない。

ある日、そう思ってしまった。

というわけで、2000年代初頭にあった個人サイトを、作ってみることにした。

2000年代初期のウェブサイトを作るため、画像素材から探す

まずは、当時っぽい画像素材から探そう。

「写真 フリー素材」で探すと、Shutterstock,PIXTAと名だたるサイトが並ぶ。でもそうじゃない。個人が撮影してアップして、利用規約を独自に作っていた個人サイトが欲しい。

……これが本当にどこにもなかった。Googleのアルゴリズムから弾かれているのだろうか。悲しすぎる。というわけで、当時っぽい画像を、加工して作っていくことにする。

2000年代初頭、私は愚にもつかないポエムを作っていた。というわけで、ポエムを掲載するサイトを作ろう。ちょっと、病んでいるのがいいな。写真フリー素材サイト、Unsplashで注射器を探す。

2000年代初頭にありふれていた個人サイトを、あえて2021年に自作してみた
(画像=『さくマガ』より引用)

結構いいのがあるじゃん、というわけでこのあたりから選んでいく。今のフリー素材サイトは、画像を借用してもBBSへ報告しなくていいから楽だ。

さっそくPowerPointに貼り付けた。PowerPointは昔から今に至るまで、最強の画像加工ソフトだ。といっても当時の私は、Paintでちまちま加工していたので、今のパワポを使えるだけで隔世の感がある。

そもそも、当時は画像を加工している最中に重すぎてPCがフリーズしていた。その画像サイズ、確か38MBだった。

画像へ白線を足して懐かしい写真っぽく加工する

懐古主義もほどほどに、画像を加工していこう。

2000年代初頭にありふれていた個人サイトを、あえて2021年に自作してみた
(画像=『さくマガ』より引用)

まずはフィルターでセピア色に加工して「それっぽく」してから、白くて細い線を、写真画像に重ねていく。

2000年代初頭にありふれていた個人サイトを、あえて2021年に自作してみた
(画像=『さくマガ』より引用)

制作途中の拡大図。果てしなくダルい作業だけれども、当時はこうやって写真へ白線を重ねて雰囲気のある写真を作っていた。

2000年代初頭にありふれていた個人サイトを、あえて2021年に自作してみた
(画像=『さくマガ』より引用)

できた。完成してから気づいたけど、途中で線をコピペして複製していけば楽だった。一本一本線を引いてしまった。当時のクセだ。

当時はホームページ・ビルダーを使っていたけれど、今回はWixを使う。この時点でちょっとチート。まあ、ホームページ・ビルダーを今インストールしても、きっと同じくらい使い勝手が良くなっているのだろう。当時のビルダーはさすがに持っていない。無念だ。

でも、当時を思い出すためにきれいなテンプレートは捨てて、白紙テンプレートで始めたいと思う。ジオシティーズでウェブサイトを作ったときだって、真っ白から始めたんだから。