ミニマリストのように身軽そうな暮らしをしてみたい。けれど不便になりそうで、モノを手放すのが怖い。そんな風に思ったことはありませんか?今回はミニマルな暮らしを発信し続けている整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)さんに「捨てて楽になったモノ」をmichill編集部が聞いてみました!

片づけを学んで、モノを沢山手放した。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

私は元々テトリスのように収納内にモノを詰め込むのが得意で、たくさんの道具を持っていました。

「片づけとは、空間を無駄にしないで収納すること」と信じてやまなかったのですが、整理収納アドバイザーの講座を受講してみてびっくり!

片づけとは「詰め込むこと」ではなく「モノと上手につき合うこと」だったのです。

モノと上手につき合うとは、ちゃんと使ったり、しっかりとメンテナンスをしてあげること、ということで、使えていないモノ、メンテナンスが面倒なモノはどんどん手放し、ミニマリスト生活に近づいていきました。

すると生活がとっても楽になりました!

モノが少ない身軽な生活ってとっても良いものですよ。

それでは「手放して楽になったモノ」をご紹介したいと思います。

1.各種マット類

玄関マット、キッチンマット、トイレマット、バスマット…。

かつては色々な場所にマットを敷くのが「常識」と思っていた私ですが、実はマット類の洗濯は全然こまめにできていませんでした。

分厚くて乾きにくいマットはいつしか心の負担に…。

そこでマット類は一切廃止してしまったのですが、逆に掃除がとても楽になることに気がつきました!

玄関やキッチンのマット下に砂埃やパンのクズを溜めてしまうこともありませんし、拭き掃除が簡単にできます。トイレマットはなくてもスリッパがあれば問題なし。

バスマットは出る前に浴室内で体を拭き、最後に足を拭いて出るだけです。

マットというのは「床に直置きするモノ」なのでなくなると掃除のハードルがグーンと下がりますよ!

2.調理家電

まず手放したのが景品でもらったチョコフォンデュメーカー、ヨーグルトメーカー、かき氷機などの「専用機器」です。これらは滅多に使うことがないうえに場所を取るので手放しましたが、困ることはありませんでした。

ちなみに今、かき氷はフードプロセッサーで作っています。

次に手放したのがホットプレートと炊飯器です。

ホットプレートは大きくて重くて洗うのが大変だったので今はカセットコンロで代用しています。

平面プレートならば取手が取れるフライパンで。たこ焼きはカセットコンロで使えるプレートを買い直しました。

どのプレートも簡単に洗うことができ、カセットボンベの循環利用で災害時の備えにもなり、一石二鳥です。

炊飯器も細かい部品を洗うのが嫌でお鍋で炊くようにしたら食洗機で丸ごと洗えるようになり、とても楽になりました。

最初はお鍋で炊くなんてハードルが高い…と思っていましたが5回も炊いてみるとすっかり慣れてしまいました。