インスタントラーメンはどれだけ経済的? 昼食がコンビニ弁当だった場合と比べ、月の食費はどれだけ違う?
毎日の昼食代を少しでも節約したいと考えたことはありませんか。 コンビニ弁当は手軽で便利ですが、毎日続けると食費がかさみます。   一方で、インスタントラーメンは低コストで手に入るため、節約には最適な選択肢のように思えます。では、実際にどれほどの差があるのでしょうか。   インスタントラーメンとコンビニ弁当、それぞれを昼食にした場合の月の食費を比較し、どれだけ経済的かを検証します。

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ランチ代の平均は

リクルートの「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の約1万人を対象に、平日ランチの実態をインターネット調査しました。
 
全体の平均予算は452円です。「自炊や弁当」の平均は392円でした。最も高額だったのは「出前・デリバリー」で1368円、次いで「外食店での飲食」が1243円となりました。
 
この結果から、食費の節約を重視する人が自炊や弁当を選び、利便性や食事の楽しみを重視する人は出費をいとわず外食やデリバリーを利用していることが分かります。
 

働き方の変化とランチ選びの関係

近年の働き方の変化がランチの選び方にも影響を与えています。テレワークの普及により増えていた「在宅勤務が増えたため」「テレワークが定着したため」といった理由でのランチ選びは、減少しました。
 
一方で、「コロナ前の働き方に戻りつつあるため」という理由は増加していることから、コロナ禍で一時的に広がった働き方が、徐々に元のスタイルに戻りつつあることがうかがえます。
 
また、「業務の効率化が求められたため」「職場や取引先に異なる働き方の人が増えたため」「人手不足で仕事量が増えたため」といった要因も、減少傾向にあり、社会全体が、コロナ禍や働き方改革の大きな変化の時期を経て、少しずつ安定した状態へ移行していることがわかります。
 

インスタントラーメンを昼食にした場合の月の食費