「4K」から「2K」にテレビを買い替えたら「電気代」はどれくらい節約できる?
「テレビを4Kから2Kに買い替えると、電気代はどれくらい節約できるの?」と気になる方もいるかもしれません。テレビを毎日見る方は、消費電力の違いが毎月の電気代に大きく影響する可能性があります。   そこでこの記事では、4Kと2Kのテレビの電気代を比較し、どの程度の節約ができるのかを詳しく解説します。「少しでも電気代を減らしたい」「省エネ対策を考えている」という方は、ぜひ参考にしてください。

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4Kから2Kにテレビを買い替えた場合の電気代を比較

テレビを4Kから2Kに変えた場合、1時間当たりの電気代にどれくらいの差があるのか見ていきましょう。公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電気料金の目安単価は31円/キロワットアワーとなっています。
 
メーカーと画面サイズが同じ40インチのテレビを比較した場合の差は、表1の通りです。
 
表1

画質 消費電力 1時間当たりの電気代
2K 83ワット 約3円
4K 115ワット 約4円

※筆者作成
 
メーカーと画面サイズは同じですが、画質が変わるだけで1時間当たり約1円の差が出る可能性があることが分かりました。3時間テレビを見たと仮定すると、2Kで約9円、4Kで約12円となり、差は約3円です。これが1ヶ月になると、2Kで約270円、4Kで約360円となり約90円の差が発生する可能性があります。
 
ただし、これらは製品などによっても異なる可能性があるため、あくまで参考程度にしてください。
 

テレビの電気代を節約する方法

ここからは、テレビの電気代を節約する方法をご紹介します。
 

つけっ放しにしない

テレビをつけっ放しにしていると、無駄な電気代が発生します。例えば、消費電力115ワットの4Kテレビを1日1時間つけっ放しにすると、年間で約1460円の電気代がかかる計算です。テレビを見ていないときはこまめに電源を切るよう心がけるとよいでしょう。
 

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