「浴室乾燥」と「除湿機」、効率よく洗濯ものを乾かすならどちらのコスパがよい?
洗濯ものを室内で乾かす際に「浴室乾燥機」と「衣類乾燥除湿機」のどちらを使ったほうがいいのか、疑問に思う人もいるでしょう。どちらも便利な家電ですが、電気代や乾燥時間を考慮すると、コスパのよい選択をしたいところです。   そこで、この記事では「浴室乾燥機」と「衣類乾燥除湿機」の電気代や乾燥時間を比較し、どちらがコスパに優れているのかを詳しく解説します。効率よく洗濯ものを乾かす方法も紹介するので、節約しながら快適に洗濯をしたい人はぜひ参考にしてください。

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浴室乾燥機にかかる電気代

始めに、浴室乾燥機を使用した際の電気代を見ていきましょう。浴室乾燥機の消費電力は1180ワット、電気料金の単価は31円/キロワットアワーとして、時間ごとにかかる電気代を紹介します。
 
標準乾燥で使用した場合、1時間の電気代は約37円です。利用時間が長くなれば、その分電気代は高くなり、2時間の場合は約73円、3時間の場合は約110円となります。
 
使用時間やメーカーによって異なりますが、浴室乾燥機を毎日使用した場合、1ヶ月当たり約1110円~3300円かかることになります。
 

衣類乾燥除湿機にかかる電気代

次に、除湿機にかかる電気代を見ていきましょう。衣類乾燥除湿機の消費電力が320ワットのタイプを使用した場合、1時間当たりにかかる電気代は約10円です。2時間だと約20円、3時間の場合は約30円の電気代がかかります。
 
除湿乾燥機も使用時間やメーカーによって異なりますが、1ヶ月当たりに換算すると、約300円〜900円の電気代がかかるようです。
 

洗濯ものが乾くまでの時間を比較

浴室乾燥機を使用して洗濯ものが乾く目安時間は、約3時間といわれています。一方で、衣類乾燥除湿機の場合は、約72分で洗濯ものを乾かせるようです。洗濯ものが乾く時間を基に電気代がいくらかかるか、それぞれ比較してみましょう。
 
表1

洗濯ものが乾くまでの時間 電気代
浴室乾燥機:3時間 約110円
衣類乾燥除湿機:72分 約12円
約98円