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空港保安検査員とは
空港保安検査員の仕事は、搭乗者の荷物を預かって危険の有無を確認することだと考えられます。搭乗者は航空法第131条2の5第4項に基づき、保安検査を受けなければ航空機に搭乗できないと定められています。
つまり、空港保安検査員の役割は、ハイジャックやテロ防止策として非常警戒態勢を強化し、搭乗者が安心して快適な時間を過ごせるように務めることだといえるでしょう。
空港保安検査員の仕事内容
空港保安検査員の主な仕事は、空港の安全確保のために、機内に危険物や不審物を持ち込まないようチェックすることだと考えられます。具体的な仕事内容は、以下の通りです。
・保安検査場での機内持ち込みの荷物検査
・ボディチェック
保安検査場では、手荷物をX線検査装置に通して中身を検査し、不審物が確認された場合は、中を開けて目視チェックを行うとされています。また、保安検査場では、手荷物をX線検査装置に通している間に搭乗者のボディチェックをし、金属探知器やボディスキャナーのゲートで危険物を所持していないか検査するようです。
空港保安検査員になるには
一般的に、空港保安検査員になるには、保安検査業務を請け負う警備会社に就職するケースが多いようです。空港の安全に関わる重要な役割を担うため、責任感が求められ、接客術やチームワークのスキルがあると役立つ可能性があります。さらに、あらゆる状況に柔軟に対応できる判断力や集中力も必要だと考えられます。
なお、空港保安検査員の求人条件には、18歳以上のほかに特別な応募条件はないようです。ただし、「空港保安警備業務検定」を取得しておくと、就職後の業務範囲が広がり、資格手当などが付く可能性があります。