
▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
家族間でもクレジットカードは貸し借り厳禁!
「子どもが、外出先で金額の大きな買い物をするためにカードを1日だけ貸したい」「子どもがインターネットで買い物をしたいからカードを貸して欲しいと言うので、短時間だけ貸した」
このような貸し借りは「家族間だし問題ないだろう」と思うかもしれません。しかし、相手が誰であれカードの貸し借りは厳禁とされているようです。
利用規約上でも禁止されている
多くの場合、カード会社の利用規約(約款)上でも、本人以外が使用することを禁止する旨が記載されています。また、カードを他人に貸与・譲渡などするだけでなく、カード番号などの情報を人に教えることも禁止しています。
万が一、人に貸してトラブルになった場合、その責任はすべてカードの名義人である本人にあるとされます。例えば、許可した買い物以外のものを子どもがカードで購入したとしても、その補償はしてもらえない可能性があるということです。
家族間でクレジットカードを利用した場合のリスク
家族のカードを利用した場合、さまざまなリスクがあります。
・知らない間に何らかの契約を結ばれてしまう
・家族に不正に利用されても補償されない
・利用規約に違反したとして、強制的に解約させられる
子どもに悪気がなかったとしても、インターネット上で気づかないうちに何らかの契約を結んでしまう可能性があります。この場合、家族の利用が理由であれば、カード会社は補償してくれないこともあるでしょう。
場合によっては、親自身も規約違反としてカードを使えなくなる可能性も考えられます。