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仲介手数料は不動産業者によって異なる! 相見積もりは大切
賃貸物件の多くは、複数の不動産業者が同じ物件を扱っています。不動産業者ごとに初期費用が異なることがあり、相見積もりを取ることは重要です。
初期費用の中でも、特に仲介手数料は注目すべき点です。上限は家賃の0.55ヶ月分と定められていますが、実際には家賃の1ヶ月分を請求する業者が多いのが現状です。
これは、「貸主・借主それぞれから0.55ヶ月分以内を受け取る」のが原則であるものの、借主の承諾があれば「借主からのみ1.1ヶ月分まで受け取れる」とされているためです。
したがって、交渉次第では0.55ヶ月分まで値引きできる可能性は高いでしょう。例えば、家賃が7万3000円の物件の仲介手数料が8万円の場合、1.1ヶ月分の仲介手数料を支払うことになります。「1.1ヶ月分には同意できないので、家賃の0.55ヶ月分にしてください」と交渉すれば、半額に抑えられる可能性があるのです。
ただし、理由をつけて仲介手数料を下げてくれない不動産業者があるかもしれません。相見積もりを取ることで、仲介手数料を0.55ヶ月分に抑えられる不動産業者を見つけられる可能性が高くなります。