
▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?
就職祝いの相場はどのくらい?
就職祝いを贈るべきかどうかについては明確なルールがあるわけではないため、個人の考え方次第でしょう。また、これから働いてお金を稼ぐ人に対しての贈りものなので、あまり高価なものを贈ると気を遣わせてしまうことになるかもしれません。
いくらぐらいのお祝いを贈るべきかは、贈る人との関係性にもよるでしょう。基本的には関係性が近くなるほど金額が増える傾向にあると考えられますが、今回の事例のように叔父・叔母の立場から姪や甥に贈る就職祝いだと、1万~2万円程度で用意することもあるようです。
就職祝いとして贈ると喜ばれやすいもの
就職祝いを贈るのであれば、相手に喜んでもらえるものを選んだ方がいいでしょう。株式会社クオーレが2023年に実施した「もらって嬉しかった入学・入社祝い、もらって困惑した入学・入社祝いについてのアンケート調査」によると、もらって嬉しかったプレゼントとして150人中39人が「お金」と回答し、最も多いことが分かっています。
次いで「腕時計」の18票、「バッグ」の13票、「財布」の12票と続いています。入社する際にはスーツやカバン・靴などを新調しなければならなかったり、引っ越しが必要になったりすることもあるため、現金をもらえると何かと助かるのかもしれません。
逆に「もらって困惑したプレゼント」には「お酒」や「ボールペン・万年筆」「ハンカチ・タオルハンカチ」などが挙げられています。特にお酒は体質的に飲めない人もいるため、贈る前にしっかりリサーチした方がいいでしょう。
もらっても使う機会がないものだと結局はしまいこんだままにしてしまったり、人に譲ったりする人もいるようです。せっかくのプレゼントが無駄になってしまうのは避けたいので、慎重に選ぶことをおすすめします。