女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2022年5月12日 記事は取材時の状況)

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 年子や2学年差などきょうだいの年の差はさまざまですが、中にはかなり年が離れている「年の差きょうだい」もいます。年の差きょうだいには「大変そう」「上の子が下の子をかわいがりそう」などさまざまなイメージがあるかと思います。

赤ちゃんを抱っこしてふれあうシニア女性
※画像はイメージです。以下、同
 今回お話を聞いたケイコさん(40歳)は、年の差きょうだいを育てているママ。ケイコさんは、年の差きょうだいに対する義母の考え方で、ちょっとしたトラブルを経験したそうです。

◆若くして出産。義母の手厚いサポートで乗り切る

 ケイコさんは15歳のときから3歳年上の現在の夫とお付き合いを始め、19歳で妊娠したことをきっかけに籍を入れました。翌年長女を出産し、その3年後に次女を出産しました。

赤ちゃんを抱いた女性
「結婚や出産が早かったので、大学生活を楽しんでいる友だちや、就職活動を頑張る友だちを羨ましくなかったと言うと嘘になります。合コンも経験したことがないので、いまだに未知の領域という感じで憧れがありますし(笑)。

 いま振り返ると20歳の私はまだまだ子どもで、子育ての知識も充分ではありませんでした。だから、敷地内同居していた義母には、本当に助けられましたね」

 と当時を振り返るケイコさん。

 夫の実家は、同じ土地のなかにもともと祖父母が住んでいた家と、義父・義母・夫が住んでいた家がありました。祖父母が亡くなり空き家になっていたため、そちらの家をリフォームしてケイコさん家族が住むかたちで敷地内同居をしています。ケイコさんの実家も同じ市内ではあったものの、面倒見がよく子ども好きな義母に産後のサポートをしてもらっていたそうです。

「子育てに必死すぎてオーバーヒートしそうなときも、義母が『子どもたちの面倒見てるから、少し寝て』と言ってくれて、休息を取ることができました。イヤイヤ期の長女と生まれたばかりの次女の世話で手いっぱいのときも『うちでご飯食べて』と誘ってもらい、栄養のある食事を食べて乗り切れました」