人と深く付き合いたいと思っても、どこまで話していいのかわからない。どうせ自分のことなんて分かってもらえないと思ってしまう。深い付き合いになるのが怖い。

今まで生きてきて、そう感じたことはないですか? 誰かと親密になる怖さを乗り越えるには、どうしたらいいのでしょうか。fumumu取材班が聞いてきました。

①裏切られたと思わない

「相手に期待しすぎると、自分の希望と違う行動をされたときに、すごく裏切られた気持ちになるんですよね。でも、人が自分の思い通りに動かないのって、当たり前のことだと思うんです。

お互いに違う人間なんだから、行動を制御できないのなんて普通なんですよね。そこで『信じても裏切られるんだ!』と悲観的になってしまうのは、もったいないなと思います。

すべてを理解できないのが当たり前だと割り切ることができれば、些細な衝突も流すことができるんじゃないでしょうか」(20代・女性)

②理解されようとしない

「自分のことを知ってもらうのは大切ですけど、完璧に理解してもらおうとしなくていいと思います。いくら言葉で伝えても、100%は絶対に伝わらないと思うから。

自分のことは誰にも分かってもらえないと意固地になってしまうと、誰かと親密になるのも難しいじゃないですか。それに、もし自分の意見と相手の意見が違ったとしても、関係性が悪くならないことだってありますよね。

趣味や好みがまったく違う人同士だって、気が合えば仲よくなれるし。相手に分かってもらおうと意地にならずに、自分らしく過ごしているほうが楽に人間関係を形成できる気がします」(20代・女性)