「大きな夢がないとだめなの?」「将来やりたいことがないのは甘えてる?」 そう悩んでしまう学生さんも多いのではないでしょうか。

ふと周りを見渡せば、自分のやりたいことに懸命に進んでいる人がいる状況では、焦ってしまうのも無理ないですよね。

でも、夢がないことは本当に悪いことなのでしょうか? 今回は、つい焦ってしまう気持ちを落ち着かせるための意見を、fumumu取材班が聞いてきました。

①夢がないのは普通のこと

「大人ってすぐに『大きな夢を持て! そのために努力しろ!』 って言うんですけど…。たぶん、そう言っている大人も、大きな夢なんてないと思いますよ。

年上の人って、年下の人に自分ができなかったことをやらせようとするんですよね。みんなが夢を持っている世界なんて、むしろ怖いと思います。夢はないけど、それなりに人生を楽しく過ごしている人が大半じゃないですか?

夢がないことが普通だと思います。それでも日々を充実させることはできるし、夢がないことは誰かに責められるものでもないと思いますよ。夢がないなりに、楽しく過ごせているならそれでいいじゃないですか」(20代・男性)

②夢を大きいものと勘違いしている

「『夢』と聞くと、すごく大きくて崇高で、人様の役に立つものじゃないといけない! と感じてしまうけど…。別に、夢に大きいも小さいもないですよね。

毎日おいしいご飯を食べるでも、1年に1回旅行に行くでも、毎シーズン洋服を買うために仕事をがんばるでも、なんだって夢になると思います。夢がないと悩む人って、夢をすごく大きなものと捉えているんじゃないですかね。

自分でも想像できないくらい大きなものだから、結局よく分からないままなんですよ。自分が何をやりたいか考えて、頭にぽんと浮かんだものがあったら、自分で小さいと思うものでもそれが夢じゃないかなぁ」(20代・女性)