お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが、4月28日に自身のYouTubeチャンネルで、吉本興業を退所したことを発表した。相方・松井ケムリは吉本に残り、コンビとしての活動は継続していくという。

今回、他のニュースでさんざん報じられているので契約終了の理由は割愛するが、くるまが公表している退所エピソードを聞く限り、吉本の上層部はかなりシビアな問題と捉えているようで、コンビの活動がいままで通りスムーズにいかないことは間違いないだろう。果たして、令和ロマンはどうなっていくのか?

◆TVにこだわらない令和ロマンは吉本退社がプラス

今回の騒動で感じるのは、令和ロマンは吉本退社がプラスになるのではないかということだ。

各メディアで報じられているが、くるまはテレビ出演をメインとしない活動を行ってきた。しっかり出演する番組を選び、その上でテレビは「自分たちより上の世代のものだと思ってる」という発言をしている。

つまり、これまで契約解除された芸人たちと違い、吉本を退所してテレビ出演がしづらくなることは令和ロマンにとってはデメリットにならない。

逆に、これまでは吉本の管理の中で自由に動けなかったこともあるだろう。足かせが無くなることで、YouTubeをはじめさまざまなメディアに挑戦しやすくなるなどメリットが大きいといえる。