女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年5月20日 記事は取材時の状況)

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 普段と違って海外旅行中は、テンションもいつもより高くなりがち。そのせいか衝動的な行動を取ってしまうこともあるようです。

カップル バレンタイン ロマンティック ハート
写真はイメージです(以下同じ)
◆ラスベガス到着後に決めた現地での結婚式

 今から13年前、当時恋人だった旦那さんとアメリカ旅行に出かけた藤倉心美さん(仮名・41歳/専業主婦)は、旅先で結婚式を挙げたとか。けれども、海外ウェディングを行う予定はまったくなく、その場の思いつきだったそうです。

「ラスベガスに着いた後、彼が思い出したように『当日申し込んでも結婚式を挙げられるところが多いらしいよ』って言ったんです。

 それで当時人気だった女性歌手のブリトニー・スピアーズが酔った勢いでラベスガスの式場に駆け込んで式を挙げた話を思い出して、私が軽い気持ちで『ウチらもやろっか?』って提案してみたら彼がその気になっちゃったんですよ」

 2人は結婚を前提に交際しており、たがいの両親にも紹介していましたがまだ婚約前。そんなに簡単に決めてよかったのでしょうか?

ラスベガス
ラスベガス
「一応、宿泊したホテルの方に聞いてみたんですけど、『ラスベガスに来てから式を挙げようって決めたカップルも多いし、体験型アトラクションみたいなものだよ』と言っていたので大丈夫かなって。

 聞いたらドライブスルーで結婚式できる施設もあったそうですし、完全に割り切っていました。で、ホテルの方にオススメの業者をいくつか教えてもらい、彼とホームページを見て式を挙げるところを決めました」

◆申し込みに行くと、すぐに式を挙げることに

 申し込むには現地の役所が発行する「マリッジライセンス marriage license(結婚許可証)」が必要でしたが、パスポートなどの身分証明書があれば外国人でも簡単に取得できると教えてもらい、翌日ラスベガスのダウンタウンにある役場へ。