
▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの?
セルフレジで万引きが横行している
セルフレジが多くの店舗で導入されるようになってから、セルフレジを使用した万引きが発生しています。セルフレジは非接触・非対面でスタッフの目が届きにくいことから、購入する商品のうちいくつかだけをレジに通し、一部の商品をレジに通さずカバンに入れるなど大胆な犯行に及ぶ人がいるのです。
商品をレジに通したと勘違いしてうっかり商品をカバンに入れてしまったという場合もあるため、故意にレジを通さなかったのかミスなのか見極めるのが難しいのが現状です。
そのため店舗側は、セルフレジに客の顔や手元を写すカメラを用意したり、セルフレジ周辺に店員を配置したりするなどの対策をとっています。
レジ袋の有料化も万引きを疑われる要因に
2020年7月1日よりレジ袋の有料化がスタートしてから、エコバッグを持ち歩くようになった人もいるでしょう。エコバッグを忘れてしまった場合、小さな商品であれば自身のカバンに商品を入れたりそのまま手で持ち帰ったりする人もいます。レジを通ったときは手に持っていた商品を、店の出口に向かいながらカバンにしまうケースも考えられます。
そのため、店側から見ると客が商品をレジに通してからカバンに入れたのか、商品をレジに通すことなくカバンに入れたのか分からない状態となり、声をかけることがあるのです。
つまり、代金を支払っているにもかかわらず万引きを疑われてしまう場合があるのは、セルフレジの導入する店舗が増えたことだけでなく、レジ袋が有料化したことも原因ではないかと考えられます。