「個人向け社債」を購入している人はかなり稼ぎがある?最低購入単位は100万円程度!?
近年はさまざまな投資の方法があるようですが、中でも安全性の高い投資対象として「個人向け社債」が注目を集めています。   個人向け社債とはどのようなものなのか、よく知らないという人もいるでしょう。   本記事では、個人向け社債を購入するメリット・デメリットともに、最低購入単位についてもご紹介します。

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「個人向け社債」とは?

企業が事業資金を調達することを目的として発行する債券のことを「社債」といいます。機関投資家向けに発行される社債は最低でも1億円程度はするようですが、個人向け社債は個人投資家を対象として発行されるもので、100万円程度から購入することが可能です。
 
社債とは簡単にいうと、企業が投資家にする「借金」のことであると考えていいでしょう。投資家は社債の購入という形で企業にお金を貸し、企業は決まった利息を支払い、償還日に元本を返済するという仕組みです。
 
金融機関以外からも資金の提供を受けられるため、近年は個人向け社債を発行する企業が増えているといわれています。
 
今回の事例では「個人向け社債を購入している友人がいる」ということですが、個人向け社債は償還までの期間が3年や5年など短いものが多いようなので、最低購入単位である100万円ほどのお金を用意でき、かつ、数年は預けても問題のない経済的状況であったと考えていいでしょう。
 

個人向け社債のメリット

計画的な運用がしやすいという点では、社債と定期預金は似ているといえるでしょう。ただし、社債は定期預金に比べて金利が高く設定されているケースが多いようです。そのため、受け取れる利息の金額が大きくなる可能性があります。
 
また、社債は発行元である企業が倒産しない限り、基本的には投資した元本が戻ってきます。投資信託や株式などに比べて元本割れのリスクが低い点も、メリットといえるでしょう。
 
あらかじめ金利が決められているので、最終的にどのくらいの利息収入を得られるかが分かり、運用計画を立てやすいはずです。
 

個人向け社債のデメリット