妻は年末年始以外でも積極的に「実家」に帰りたがります。頻繁に帰省する人はどのくらいいるのでしょうか?
年末年始は、多くの人が実家に集まる時期です。しかし、長距離移動を伴う場合、交通費の高騰や混雑の影響で帰省をためらう人も少なくありません。時期をずらしたり、その他の場面で積極的に帰ろうとするケースもあるでしょう。   そこで本記事では、年末年始の帰省の現状と課題や、帰省したい理由などについて詳しく解説します。

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年末年始の帰省の現状と課題

一年のなかでも年末年始に帰省する方の数は多く、特に年末の12月28日から1月3日にかけて、交通機関は混雑のピークを迎えるようです。日本経済新聞は、JR旅客6社の発表から、2024年12月27日~2025年1月5日の新幹線・在来線特急の利用者数が前年より11%増加し、1309万人に達したことを報じました。
 
積水ハウス株式会社 住生活研究所が行った「年末年始に関する調査(2023年)」によると、年末年始に帰省する理由としては「家族や親戚と過ごしたいから」が46.7%、「毎年恒例になっているから」が42.6%と、多くの人が年末年始に実家に集まる習慣を持っていることが分かります。
 
ピーク時の帰省の大きな課題が「交通費の高騰」です。特に、飛行機を利用する場合は顕著でしょう。帰省や旅行シーズンである正月や年末年始の航空券代は、他の時期に比べて早期予約割引の割引率が低く設定されていたり、航空券の料金自体が割高だったりします。
 
利用する航空会社や移動する距離によって変動はありますが、他の時期に比べて倍以上の費用がかかることも珍しくありません。「お金がないから帰省できない」と、金銭面を理由に帰省を断念している方もいるでしょう。
 
また、需要が高まることで希望する日時の予約が取りにくく、混雑によるストレスを感じる可能性がある点も大きな課題です。
 

年末年始のピークを避けて帰省するメリット