
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
中小企業診断士とは?
中小企業診断士の主な仕事内容は、中小企業の経営内容を診断し、改善方法の提案・支援をおこなうことだとされています。
企業の問題点を調べるために実際に現場に出向いて調査したり、関係者との話し合いをしたりすることもあるようです。資格を取得するためには、中小企業診断協会が実施する1次試験に合格したうえで、次のいずれかを満たす必要があります。
・同協会が実施する2次試験に合格し実務補習を修了するか、15日以上の診断実務をおこなう
・中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、一般的な就業形態を「自営、フリーランス」と答えている人が57.9%いるため、独立・開業している人も少なくないことが分かります。
中小企業診断士の平均年収
次に、中小企業診断士の平均年収を確認してみましょう。
一般社団法人中小企業診断協会が実施した「中小企業診断士活動状況アンケート調査」で、コンサルティング業務日数の合計が「100日以上」と回答した方を対象に実施した、コンサルティング業務の年間売上または年収についての調査では、表1のような回答結果が出ています。
表1
年間売上または年収 | 割合 |
---|---|
300万円以内 | 14.3% |
301~400万円 | 8.8% |
401~500万円 | 10.0% |
501~800万円 | 21.4% |
801~1000万円 | 11.4% |
1001~1500万円 | 15.4% |
1501~2000万円 | 6.7% |
2001~2500万円 | 4.3% |
2501~3000万円 | 2.8% |
3001万円以上 | 4.8% |