GWは「ふるさと納税」を利用して「旅行」に出かけるというパパ友。もしかすると「高収入」……!? ふるさと納税ってそんなに活用できるものなの?
ふるさと納税では、寄付金額が多いほど返礼品の金額も大きくなります。そのため、「ふるさと納税を利用して旅行をした」という話を聞くと、それだけ高額の寄付をしたのではと考える方もいるかもしれません。   しかし、ふるさと納税を利用した旅行は、必ずしも高収入の方向けではないようです。そこで今回は、旅行でふるさと納税を活用する方法や、ふるさと納税をするときのポイントなどについてご紹介します。

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旅行でふるさと納税を活用する方法

旅行でふるさと納税を活用したいなら、おもに以下の方法があります。


・各ふるさと納税サイトで旅行クーポンを選択する
・旅行会社のクーポン券や旅行券を利用する
・旅行先で寄付をする

それぞれの特徴について解説しましょう。
 

各ふるさと納税サイトで旅行クーポンを選択する

自治体によっては、旅行用のクーポンを返礼品としているところもあります。例えば、北海道への旅行クーポン券などがあり、寄付額1000~100万円までの幅広い価格帯から選択が可能となっています。
 
「ふるさと納税を利用して旅行に行く」という場合、全額をふるさと納税で賄っているのではなく、こうしたクーポンを受け取っている可能性もあります。そのため、必ずしも高収入とは限らないでしょう。
 

旅行会社のクーポン券や旅行券を利用する

北海道に寄付する場合、ある旅行会社のクーポンなら寄付金額が5万~10万円、旅行券は30万~300万円の寄付で受け取れるようです。もしクーポンではなく全額旅行券を利用して旅行に行くという人がいた場合、相応の寄付をしている可能性があるでしょう。
 

旅行先で寄付をする

ふるさと納税は、事前に寄付をして返礼品を選ぶイメージがありますが、旅行の場合は観光先で寄付できるケースがあります。ふるさとGOのホームページによると、具体的には「現地のお店にあるQRコードをカメラで読み取り、返礼品割合3割以下になるように寄付金額を算定し自治体へ寄付することによって返礼にするサービス」です。
 
実際に現地の魅力を理解したうえで寄付できるメリットがあると考えられます。また、このサービスでは具体的な寄付金額が定められていないため、自身の旅行先で使えるお金に合わせて寄付できる点も魅力です。
 
こうしたサービスを利用していれば、高収入でなくても「ふるさと納税で旅行」が可能だといえるでしょう。
 

ふるさと納税をするときのポイント