80歳を過ぎても「家にじっとしていられない」という父。「80歳以上」を対象とした求人はどのような仕事があるのでしょうか?
高齢になっても仕事を続ける人は増えているようです。中には80歳以上になっても体力や気力があり、仕事をしたいと考えるケースも考えられます。80歳を過ぎた父が「家にじっとしていられない」といって求人を探す場合、どのような仕事があるのでしょうか。   そこで今回は、80歳を過ぎても働く人はどれくらいいるか、高齢者の就業状況について調べてみました。80歳以上を対象にした求人例もご紹介しますので、参考にしてください。

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80歳を過ぎても働く人はいる?

総務省によると、2023年における65歳以上の就業者数は20年連続で増加していて、914万人と過去最多になったとのことです。15歳以上の就業者総数に占める65歳以上の割合は13.5%で、就業者の約7人に1人は65歳以上であることが分かります。
 
総務省統計局「労働力調査」によれば、2023年における年齢階級別の就業率に関しては、以下の通りです。

●65歳~69歳:52.0%
●70歳~74歳:34.0%
●75歳~79歳:20.0%
●80歳~84歳:9.8%
●85歳以上:3.4%

65歳以上の年齢階級別就業率は、どの年代においても過去最高となっていて、高齢者が人手不足を補う傾向にあるようです。80歳~84歳では約10人に1人が仕事をしていて、80歳を過ぎても働く人は一定数いることが分かります。80歳を過ぎて「家にじっとしていられない」という父親は、業界や業種によっては貴重な人材となる可能性があるでしょう。
 

80歳以上を対象とした求人例

80歳以上の人が求人を探す際は、ハローワークや求人サイトなどを活用できます。求人サイトでは「80歳以上歓迎」「80代活躍中」などをキーワードにして検索できます。80歳以上を対象とした求人例は以下の通りです。
 

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