※筆者作成
 
なお、薬剤を吹き付けるタイプのチェーンもありますが、チェーン規制中は通行できません。
 

積雪時に運転する際の注意点

積雪時の運転では、タイヤチェーン以外にも次のものを準備するといいでしょう。


・寒冷地用のウォッシャー液
・ジャッキ
・ブースターケーブル
・防寒具

運転の際は、次の点に注意してください。


・屋根に積もった雪は除雪する(フロントガラスに落ち、視界不良を起こす危険があるため)
・発進の際は、アクセルを少しずつ踏み込み、ゆっくり発進する
・先行車と車間距離をとる
・スリップによるトラブルを避けるため、急なブレーキや車線変更を行わない

また、ドライブルートは幹線道路を中心にするといいでしょう。地図上では2車線道路に見えても、積雪によって1車線しか走行できないこともあります。積雪が予想される際は、道幅が広い道路を選びましょう。
 

スタッドレスタイヤでも立ち往生する可能性があるため、タイヤチェーンは必要

スタッドレスタイヤを装着しても、チェーン規制中はタイヤチェーンをつけなければなりません。スタッドレスタイヤでも、大雪中は立ち往生する場合があるためです。違反すると、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金が適用される可能性があります。
 
タイヤチェーンの価格は材質やサイズによって異なるようです。例えば、布製と金属では1万~2万円、非金属では2万~6万4000円が相場とされます。また、積雪時に運転する際は、タイヤチェーン以外に寒冷地用のウォッシャー液やジャッキなどを準備するといいでしょう。
 

出典

国土交通省 チェーン規制 Q&A スタッドレスタイヤでも規制対象なの?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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