以下に、タンス預金を行うメリットをまとめました。
・金融機関が破綻しても被害にあわない
・現金の用意がしやすい
・引き出し手数料がかからない
ここから、項目ごとに解説します。
金融機関が破綻しても被害にあわない
預金保険制度により、金融機関が破綻した場合でも、金融機関ごとに預金者1人当たり1000万円までの元本と破綻日までの利息が保証されます。
ただし、1000万円を超えた分は失う可能性があります。一方、タンス預金であれば、金融機関が破綻しても資産を守ることが可能です。なお、複数の金融機関に1000万円を下回る額を預金しておけば、金融機関の破綻対策になります。
現金の用意がしやすい
金融機関に預けている場合、現金を用意するためには銀行やコンビニなどに出向く必要があります。
コンビニは24時間営業していることもありますが、銀行は営業時間が決まっています。近くにコンビニがなければ、現金をすぐに用意できないこともあるでしょう。その点、タンス預金であれば、現金を用意する手間が省けます。
引き出し手数料がかからない
口座から現金を引き出す際には、手数料がかかることがあります。一方、タンス預金であれば、現金を用意する際に手数料はかかりません。
タンス預金のデメリット
以下に、タンス預金を行うデメリットをまとめました。
・利息がつかない
・災害や盗難などで資産を失うリスクがある
・資産の保管場所を忘れる可能性がある
ここから、項目ごとに解説します。
利息がつかない
金融機関にお金を預ければ利息がつきますが、タンス預金であれば利息は一切つきません。長期間タンス預金していても、お金が増えることはないでしょう。
災害や盗難などで資産を失うリスクがある
金融機関に資産を預けていても、災害や盗難などで資産を失うリスクはありますが、タンス預金よりはリスクが低いでしょう。