
▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?
贈与税とは
贈与税とは、個人から財産を受け取った際にかかる税金のことです。他人からの贈与をはじめ、親から子や祖父母から孫など、親族間の贈与においても贈与税は発生します。
ただし、特定の状況においては贈与税が非課税になります。非課税制度などをうまく利用することで、税金の支払額を抑えたり、場合によっては全ての贈与税を非課税にしたりすることも可能です。
贈与税がかからないケース
国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)No.4405 贈与税がかからない場合」を基に、贈与税がかからないケースの一例をまとめました。
・法人からの贈与により取得した財産
・夫婦や親子、兄弟姉妹などの扶養義務者から生活費や教育費に充てるために取得した財産で、通常必要と認められるもの
・宗教、慈善、学術その他公益を目的とする事業を行う一定の者が取得した財産で、その公益を目的とする事業に使われることが確実なもの
・特定障害者扶養信託契約に基づく信託受益権
・個人から受ける香典、花輪代、年末年始の贈答、祝物または見舞いなどのための金品で、社会通念上相当と認められるもの
・直系尊属から贈与を受けた住宅取得等資金のうち一定の要件を満たすものとして、贈与税の課税価格に算入されなかったもの
・直系尊属から一括贈与を受けた教育資金のうち一定の要件を満たすものとして、贈与税の課税価格に算入されなかったもの
・直系尊属から一括贈与を受けた結婚・子育て資金のうち一定の要件を満たすものとして、贈与税の課税価格に算入されなかったもの
など