パソコンも待機電力を消費するため、使わないときは電源をオフにしてコンセントを抜いておきましょう。テレワークなどでコンセントを抜きにくい場合には、スリープモードを活用してみてください。作業中の状態を維持しながら、省電力状態で待機できます。節電でき、結果的に電気代の節約にもなるでしょう。
エアコン
エアコンはリモコン操作をいつでも受信できるように待機されていますが、そのために待機電力を消費しています。エアコンを使用しないオフシーズンなどは、コンセントを抜いても問題ないでしょう。
ただし、コンセントを長期間抜いていた状態から急に稼働させると、エアコンが故障することがあります。久しぶりに使う場合には、コンセントを挿したまま4~8時間放置して、ある程度通電させるとよいでしょう。
なお、コンセントを抜いた際にはタイマーなどの設定が失われることがあるため、電源を入れた際に設定し直すことを忘れないようにしましょう。
コンセントを抜かないほうがよい電化製品
電化製品のなかには、コンセントを抜かないほうがよいものもあります。ここからは、コンセントを抜かないほうがよい電化製品について解説します。
冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫や冷凍庫は通電していなければ、庫内の温度を適切に保つことはできません。食品の状態を維持するためにも、コンセントは抜かないようにしましょう。
Wi-Fiルーター
Wi-Fiルーターのコンセントを抜くと、インターネット接続ができなくなってしまいます。インターネット接続ができなければ、日常生活で不便を感じるかもしれません。ただし、旅行などで長期間家を空ける場合には、無駄な電力消費を抑えるためにコンセントを抜くことも検討できます。
電子レンジ
電子レンジには、消灯時であれば待機電力が発生しないものも少なくありません。「抜かないほうがよい」とは言い切れないかもしれませんが、節約のためにコンセントを抜く必要性は低いといえます。