「実家暮らし」の社会人は、実家にどれだけのお金を入れている? 平均金額について解説
実家暮らしの社会人が親に渡す生活費は、一般的に月2~5万円といわれています。しかし、年収や家庭の事情によって金額は大きく異なり、食費や光熱費の負担として渡しているケースも少なくありません。   この記事では、実家暮らしの社会人が実家に入れるお金について、平均金額や内訳、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。

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実家に入れるお金の平均金額は?

実家暮らしの社会人が実家に入れるお金の平均金額は、保険相談サービスを提供する保険マンモス株式会社が、2022年3月に実家暮らしの10~60代までの500人に調査した「実家暮らしの方へのアンケート」が参考になります。調査結果によると、実家暮らしの社会人が実家に入れている生活費の平均額は約4万円でした。
 
表1に、実家暮らしの社会人が実家に入れるお金 (年代別)をまとめました。
 
表1

年代 平均額 最高額 最低額 入れていない
19歳以下 2万5663円 3万円 9000円 58%
20~30歳 3万3623円 15万円 5000円 36%
31~40歳 4万1875円 20万円 1000円 21%
41~50歳 4万6970円 28万円 1万円 26%
51~60歳 4万5000円 10万円 1万円 26%
60歳以上 17万5000円 20万円 15万円 0%

保険マンモス株式会社「実家暮らしの方へのアンケート」より筆者作成
 
これらの金額はあくまで平均値であり、個々の状況によって大きく変動します。例えば、収入が少ない方は2万円程度、収入が多い方は5万円以上入れている場合もあるでしょう。また、実家の経済状況や親との話し合いによっても金額は変わってきます。
 

実家に入れるお金の内訳