夜中に寒くて目が覚める! 暖房を「つけっぱなし」にしたいけど、電気代が「月2000円」アップ!? 体への影響もあわせて解説
寒さが厳しい真冬、暖房は必須アイテムという人も多いでしょう。   就寝する真夜中は特に冷え込むため、夜中に寒さで目が覚めるという人もいるのではないでしょうか。寒い夜は暖房をつけたままにしたいという人は多いかもしれませんが、電気代の増加や健康への影響も気になるところでしょう。   本記事では、暖房を一晩中使用した場合の電気代や、体への影響、そして快適な睡眠を得るコツについて解説します。

▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介

暖房を一晩中つけた場合の電気代は?

エアコンの暖房を一晩(約8時間)つけっぱなしにした場合、電気代はどれくらいかかるのでしょうか。エアコンの消費電力は機種や設定温度、外気温などによって異なりますが、ここでは、東京都の真冬の最低気温は1~3℃、エアコンの温度設定は20℃と仮定します。
 
パナソニックの「睡眠満足度調査」では、外気温が0℃以上10℃未満の場合において、20時以降に暖房を8時間つけたときのエアコン(パナソニック「エオリア」)代を約62円と試算しています。この金額を基準にすると、暖房を一晩中つけた場合、電気代は1ヶ月(30日)では1860円かかります。
 

暖房をつけっぱなしで寝ることの体への影響

暖房をつけたままの電気代は許容できたとしても、悪影響が出るなら避けたいところでしょう。しかし、結論としては、暖房をつけたまま寝ること自体に大きな問題はありません。
 
とはいえ、いくつかの注意点があります。エアコンの暖房は空気を乾燥させるため、喉や肌の乾燥を引き起こす可能性があります。また、室温が高すぎると深い睡眠が妨げられることもあります。適切な室温と湿度を保つことが重要だといえるでしょう。
 

快適な睡眠を得るためのコツ

快適な睡眠環境を作るためには、暖房の使い方を工夫するなどのコツを押さえることが大切です。いくつか具体的な方法を確認していきましょう。
 

就寝前や起床前に部屋を暖めておく