たまに見かける「面白いデザインのマンホール」はなぜ作られた?費用はいくらかかってるの?
各地域に点在しているマンホールは、シンプルなデザインだけでなく、キャラクターや県の花、動物が描かれたものなど多種多様な種類が存在します。そうした「デザインマンホール」を見かけたときに、費用やなぜデザインされたのかが気になる方もいるでしょう。   今回は、マンホール蓋の費用やマンホールの役割、デザインマンホールが作られるようになった理由などについてご紹介します。

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マンホール蓋の費用はいくらくらい?

マンホールの製作および設置にかかる費用は、自治体により異なるでしょう。例えば、東京都調布市ではマンホール蓋の価格に対する市民の質問に対して、直径60センチメートルのマンホール蓋は1枚約6万円、直径90センチメートルになると1枚約30万円と回答しています。
 
また、自治体によってはマンホール広告事業として、マンホール蓋への広告掲載を年単位のプランとして販売しているところもあります。費用やプラン内容は自治体により変わるので、チェックしておきましょう。
 
例えば、埼玉県所沢市ではマンホール広告を表1のプランで販売しています。
 
表1

所沢駅西口/東口 新所沢駅西口
/航空公園駅東口
小手指駅南口/東所沢駅
/狭山ヶ丘駅東口
12ヶ月(月額、年額) 1万2100円、14万5200円 9900円、11万8800円 8800円、10万5600円
24ヶ月(月額、年額) 7700円、9万2400円 6600円、7万9200円 5500円、6万6000円

出典:所沢市「【募集中】マンホール蓋に広告を出してみませんか?」を基に筆者作成
 
また、愛知県豊橋市もマンホール蓋広告を採用しており、費用は掲載料がマンホール蓋1ヶ所につき年額6万円、作成料がマンホール蓋1ヶ所につき3万円です。
 

そもそもマンホールは何のためにある?