旅行直前に「インフルエンザ」に! 飛行機を「キャンセル・変更不可」で予約済みだけど、チケット代10万円は諦めるしかない?「診断書」があれば、全額返金される場合もあるの?
旅行直前にインフルエンザにかかり、やむを得ずキャンセルすることになった場合、航空券はどうなるのでしょうか? いわゆる早割を使った場合や格安航空会社のチケットの場合は、払い戻し手数料が高額、または払い戻しが一切受けられないケースがあり、諦める人も多いかもしれません。   しかし、航空会社によっては、病気ややむを得ない事情がある場合に特別な対応をしてくれることがあります。場合によっては、航空券全額の返金を受けられるかもしれません。   本記事では、航空券のキャンセルに関する各社の対応や、キャンセル時にすべきことについて解説します。

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ANAやJAL、スカイマークは診断書があればキャンセルが可能

例えばANAでは、搭乗予定者本人や同乗者が病気やけがで搭乗できなくなった場合、キャンセル料なしで全額払い戻しを受ける、もしくは出発予定日から30日以内の便へ変更することが可能です。
 
医師の診断書など当初の旅程で搭乗できない状況であることが明記された書類を用意した上で、変更を希望する場合はANA電話窓口またはANA国内線空港カウンターへ相談、払い戻しを希望する場合は専用フォームにてWeb上で手続きをします。
 
なお、この手続きは搭乗予定便の出発前に行わなければならないこと、通常の手段でキャンセルした場合は正規のキャンセル料がかかり、「やむを得ない事情による変更・キャンセル」の対象外となることに注意が必要です。
 
キャンセルの場合、書類に不備がなければ1週間から10日ほどで払い戻し手続きが行われます。不備があった場合はメールで連絡が来るので、見逃さないようにしましょう。
 
JALやスカイマークでも、ANAと同様に診断書を提出すれば払い戻しや日程変更が認められることが明記されています。具体的な条件は各社によって異なるため、病気によるキャンセルの可能性がある場合は、あらかじめ公式サイトで詳細を確認しておくと安心です。
 

格安航空会社の対応は異なることも