国としても、貯蓄ではなく投資を推奨しており、2024年からはNISAの新制度も始まっています。収入や年齢、家族構成などによって、どのように金融資産を増やしていくべきかが変わります。現在の生活も大切にしながら、将来の生活にも一度目を向けて考えてみるとよいでしょう。
 

年収300万円の人は現状では年金を月20万円受け取ることはできない。NISAやiDeCoのような老後資金を増やす努力が必要

公的年金には国民年金と厚生年金があります。現状で年収300万円の人は、2つの年金を合わせておよそ12万5000円が1ヶ月あたり受け取れる年金額となります。
 
老後資金に不安のある人は、未払い分の国民年金の追納、NISAやiDeCoのような資産運用など早めの対策が大切です。日本年金機構の「ねんきんネット」でも、年金見込み額を試算できるため、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

日本年金機構 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額 年金額(令和6年4月分から)
日本年金機構 ねんきんネット
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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