こたつでテレビを見ながら、朝まで寝てしまう…電気代も心配なのですが、体にもよくないですよね?
寒い時期に活躍するこたつですが、その心地よさからついうっかり朝までこたつで眠ってしまった経験をしたことがある方も多いでしょう。こたつを一晩つけっぱなしにしてしまった場合にかかる電気代も気になるところですが、それ以上に風邪をひくなど体への影響が気になるという方もいるでしょう。   そこで今回は、朝までこたつで眠ってしまった場合に体へどのような影響があるのかを解説するとともに、こたつを一晩つけっぱなしにした場合にかかる電気代についても見ていきます。

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こたつで寝ると体にどのような影響があるのか?

こたつで一晩寝てしまうと、次のような症状を引き起こす可能性があります。

●脱水症状
●血行不良
●頭痛
●風邪、インフルエンザにかかりやすくなる
●睡眠の質の低下
●低温やけど

こたつは温かくて快適ですが、長時間寝るのには適していません。一定の温度で温め続ける環境に長時間いると、体が必要以上に温まって脱水症状を引き起こすおそれがあります。
 
また、長時間同じ姿勢で寝ていると血流が悪くなり、下半身と上半身で温度差が生じることで、肩こりや体の痛みなどを引き起こすこともあるでしょう。周囲の空気が乾燥しやすいため風邪をひく原因にもなります。さらに、適切な寝返りが打てずに、布団やベッドに比べて睡眠の質が低下して翌朝に疲れが残ることもあります。
 

こたつを一晩中つけっぱなしにした場合にかかる電気代

では次に、こたつを一晩中つけっぱなしにした場合にかかる電気代を見ていきましょう。
 
こたつにかかる電気代を求める計算式「1時間あたりの消費電力量×使用時間×電力料金単価」に、次の条件を当てはめていきます。

●こたつの1時間あたりの消費電力量:(強)約180ワットアワー、(弱)約70ワットアワー
●こたつの使用時間:8時間
●電力料金単価:31円/キロワットアワー(税込み)