浄水ポットとペットボトルの水でかかるコストを1ヶ月比較したら、費用はどのくらい差が出る?
さまざまなものの物価高騰が続く中、日々の暮らしにかかる費用を少しでもおさえたいと考える方は多いでしょう。毎日の「飲み水」も例外ではありません。   そこで今回は、ペットボトルの水を購入し続けるのと浄水ポットを活用するのでは、1ヶ月にかかる費用にどれくらいの差が出るのかを検証します。浄水ポットの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

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浄水ポットとは?

浄水ポットとは、ポット(ピッチャー)の形をした浄水器です。使用方法は水を注ぐだけと簡単で、浄水ポットからそのままコップに注ぐことができます。
 
ポットの中にはカートリッジと呼ばれるフィルターが入っていて、ポットに水を注いでから水がろ過されるまでに数分程度かかることがあるようです。
 
浄水ポットのメリットとして、比較的手の届きやすい価格帯であること、手軽に使用できることなどがあげられます。一方でデメリットとしては、2~4ヶ月に一度程度カートリッジの交換が必要なことです。水をろ過するのに時間がかかること、一度に作れる浄水の量が限られていることもあげられます。
 

浄水ポットとペットボトルにかかる費用を比較してみた

では実際に、浄水ポットにかかる費用と、ペットボトルにかかる費用を比較していきましょう。

●4人家族で1日に飲む水の量:8リットル
●水道水1リットル当たりの料金:0.24円
●カートリッジ1個当たりの値段:1400円

上記の条件に当てはめた場合、浄水ポットに必要な費用は1ヶ月で約1458円です。
 
同じ条件でペットボトルを購入した場合、1ヶ月で2リットルのペットボトル120本が必要な計算です。1本当たりの金額を150円とした場合、1ヶ月に必要な費用は約1万8000円になります。
 
浄水ポットの本体を購入するのに5000円程度の初期費用がかかることもありますが、本体購入後のランニングコストで比べた場合、2リットルのペットボトルを購入するのと比べて1ヶ月で約1万6500円、1年で20万円近く節約できる可能性があることが分かりました。
 

浄水ポットの上手な選び方