物価高で昼食代が毎月「2万円」…自炊以外の節約方法はありませんか?
近年の物価高により、昼食代の上昇に驚いている人もいるでしょう。毎月の昼食代が2万円にも達するケースも珍しくなく、家計を圧迫する大きな要因となっています。   自炊が食費の節約に効果的であることは広く知られていますが、忙しい毎日の中で、弁当を作る時間を確保するのは容易ではないでしょう。   本記事では、昼食代の平均を紹介しつつ、自炊以外の方法で昼食代は節約できるのかについてまとめました。

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昼食代の平均はどのくらい?

株式会社SBI新生銀行が行ったアンケート(2024年)によると、昼食代の平均額は男性が709円、女性が694円とのことです(弁当持参時や、在宅勤務時を除く)。男性は調査開始以来最も高い金額となり、女性は最も高かった2023年の結果にほぼ並ぶ金額となりました。
 
この金額で1ヶ月(22日)勤務した場合、月の昼食代は男性が1万5598円、女性が1万5268円となります。もし、月の昼食代が2万円に達しているとなれば、これらの金額よりも約5000円上回っている計算となるため、削減の余地があるといえるでしょう。
 

自炊なしで昼食代を節約するには

同アンケートによれば男性、女性どちらも昼食の内訳は持参した弁当が最も多く、次いで購入した弁当が続きます。また、男性の3位は社員食堂、女性の3位は在宅勤務でお昼を作るとなっています。弁当を持参することで、昼食代の節約になっていることが考えられます。
 
自炊して弁当を作ることが難しい場合、昼食代を節約するには以下のような工夫が効果的であると考えられます。
 

主食のみ持参する、夕食の残りを活用する

弁当をすべて手作りするのではなく、主食だけ持参する方法があります。例えば、朝にご飯をタッパーなどに詰め、おかずのみコンビニなどで購入すれば食事を手軽に用意でき、外で弁当を購入するよりも節約になるでしょう。
 
また、夕食の際におかずを少し多めに作り、翌日の昼食用に取り分けておく方法も効果的です。朝の忙しい時間帯に弁当を作る手間を省けるほか、残り物を活用することで、食材の無駄も減らせるでしょう。
 

スーパーやドラッグストアを利用する